先週から6日にかけて群馬県高崎市で買い物をしていた4人の女性が硫酸とみられる液体をかけられけがをした事件で、警察は、高崎市に住む30代の男が事件に関与している疑いが強まったとして傷害の疑いで逮捕しました。 高崎市では、今月2日にも夕方から夜にかけて駅に隣接する商業施設と駅から4キロほど離れたショッピングセンターで、合わせて3人の女性が足に硫酸とみられる液体をかけられ、軽いけがをしました。 警察は、2日の事件の現場付近の防犯カメラに写っていた黒いバッグを持って被害者の女性に近づく不審な男の画像を公開しましたが、6日の事件の現場付近でも、同じような黒いバッグを持った特徴の似た不審な男が防犯カメラに写っていたということで、女性を狙った同一犯による傷害事件とみて捜査を進めていました。その結果、高崎市に住む30代の男が事件に関与している疑いが強まったとして傷害の疑いで逮捕しました。