2015 - 08 - 05 映画評論家、町山智浩という「作家」特集その①人生編 町山智浩 8月1日にとうとう東宝映画『進撃の巨人」が公開されました。 脚本を担当したのは映画評論家の町山智浩さん。この人は今現在もっとも有名な、影響力のある映画評論家です。町山さんの映画評論を僕が初めて聞いたのは2011年ごろ、その時には既に映画ファンの間では有名な存在になっていました。 聞いたのは『20世紀少年 第2章 最後の希望』です。 映画の欠点をただあげつらうのではなく、作品の根底にあるテーマを見抜き、そのうえで的確な代案を示す町山さんの頭の良さ。難しい話をわかりやすく、面白く語るトークの上手さに一気にファンになってしまいました。 それから4年、『進撃の巨人』が映画化されて、脚本が町山さんだと発表されたときは驚いたなんてものじゃありませんでした。以前からファンに「あんたが映画を作ってくれ!」と言われ