在日ウクライナ大使館が一時、ツイッターで呼び掛けた外国人で構成する「義勇兵」への参加を志願した50代の元幹部自衛官の男性が9日までに共同通信の取材に応じ、「強大な力で一方的にウクライナや世界を脅し、従わせようとするプーチン大統領に憤りを感じた」と語った。 呼び掛けの投稿は既に削除され、男性にも「医療や防災活動、通信などの分野のボランティアを募集する」との内容の連絡があったが、外務省はウクライナ全土に退避勧告を出しており、渡航の見通しは立っていない。 男性は大使館の担当者に「ボランティアでも貢献したい」と伝え、現在は連絡を待っているという。 男性は20年以上、自衛隊で勤務。イラク戦争時には中東に派遣された。国際情勢が任務と深く関わっていたため、退官後も海外のニュースを注視している。 義勇兵の募集は2月28日に知人から教えられた。大使館の公式フェイスブックで同様の投稿を見つけ、職歴とともに「経