工場の廃熱や太陽熱を音に変え、さらにその音で熱を奪ってクーラーや冷凍庫を動かす――。熱と音との間でエネルギーがやり取りされる「熱音響現象」の利用を目指す研究開発が着々と進んでいる。実用化への展望を開いたのは日本の研究者のアイデア。様々な省エネシステムを実現する可能性を秘める。何の変哲もない長さ数十センチのパイプ。中に小さい穴が開いた仕切り膜がある。パイプの一方にガスバーナーを近づけて熱する。や
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