心で書いて憲法9条理解 立場超え「写九」人気 憲法九条を書き写す「写九」の取り組みがじわりと広がっている。昨年、熊本市の主婦が発案し、長野県の大学講師がインターネットで紹介したところ、全国から百件近い反響があった。神戸にも今年夏に、「平和写九をすすめる会」が発足。呼びかけ人の団体職員、宮本加光さん(59)=神戸市北区=は「九条はたった百三十一文字。心をこめて書き写せば理解が深まるはず」と話している。(木村信行) 熊本市の主婦、円藤純子さん(61)が一昨年、お寺で写経を体験。正座をして背筋を伸ばし、深呼吸をした後、毛筆でゆっくりお経をなぞると、聞いているだけでは難しい経文が心に染みた。 「これを九条でやれば」。改憲の動きに危機感を抱いていた円藤さん。友人の印刷屋に頼み、上質の和紙にうっすらと九条を書いた「写九用紙」を作った。 これを知った清泉女学院短大(長野市)の元非常勤講師、加瀬清志さん(
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