神奈川県横須賀市議会で、上地克明市長が男女共同参画について生物の遺伝情報の「DNA」などの言葉を用い「女性が虐げられた歴史、怨念(おんねん)を浄化、昇華させなきゃいけない」などと女性蔑視と受け取られる発言をしたことが波紋を広げている。上地市長は21日、記者会見を急きょ開き、謝罪した上で議会答弁の削除を含め発言の撤回を検討する方針を表明した。 問題の発言は8日。市議会一般質問で、自民党議員から女性に選ばれるまちづくりについて発言を求められた際、「女性のDNA、ミトコンドリアの中に常に虐げられた歴史があって、その怨念、無念さが今の社会を構成している。だからこそ反動形成で、男女共同参画社会って話が出ている」と持論を展開。さらに「女性が虐げられた歴史、怨念を浄化、昇華させなきゃいけない時代に来ている」と主張した。
神奈川県横須賀市の上地克明市長(69)が市議会の質疑のなかで男女共同参画をめぐって「女性のDNA、ミトコンドリアの中に常に虐げられた歴史がある」などと発言した。この発言について「女性蔑視だ」として撤回などを求める署名活動も始まり、上地市長は20日、朝日新聞の取材に「不用意な発言で誤解があったかもしれない」と釈明した。 発言があったのは今月8日の市議会本会議。自民党市議の一般質問で、人口減少社会におけるまちづくりについて「女性に選ばれるまちになっているか」と問われて、答えた。 「怨念を浄化させなきゃいけない時代」 上地市長は「女性のDNA、ミトコンドリアの中に常に虐げられた歴史があって。その怨念、無念さが今の社会を構成していると思っている」「だからこそ反動形成で男女共同参画社会という話が出ている」などと持論を展開した。 その上で「女性が虐げられてきた歴史、あるいはその怨念みたいなものを浄化さ
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