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差別と心理に関するcinefukのブックマーク (6)

  • なぜ「経済的に恵まれない人」が「新自由主義を支持する」のか? 社会心理学が明らかにしたこと(北村 英哉) @gendai_biz

    自分にとって抑圧的な環境、不都合な状況なはずなのに、なぜかそこに適応してしまう。こうした態度を「自発的隷従」と呼ぶことがある。こうした自発的隷従のような態度について、社会心理学の見地から分析した、ジョン・ジョスト『システム正当化理論』(ちとせプレス)が刊行された。訳者の一人である東洋大学教授の北村英哉氏がその読みどころを解説する。 なぜ政権党は勝ち続けるのか? まさに今の時代に合っている。ジョン・ジョストが提唱する「システム正当化理論」、そんな風に考えた。この理論は、「なぜだか現状維持に走ってしまう人々」の生の現実的な姿をつかむことに長けている。 システム正当化理論は、社会心理学の理論である。これまでの社会心理学の理論では、多くの場合、人々は自分自身が属する内集団を好み、自集団の有利を期待し、その利得に合致する方向で行動するものだとされていた。しかし、システム正当化理論は、こうした従来の理

    なぜ「経済的に恵まれない人」が「新自由主義を支持する」のか? 社会心理学が明らかにしたこと(北村 英哉) @gendai_biz
    cinefuk
    cinefuk 2022/08/06
    "歴史上、圧倒的多数の人々が反乱よりも屈服を選び、従属状態に順応してきた。インドのカーストにおいて下層にある者がそれを当然と考えていたこと。人々は現状を"当然と"受け入れ、そのなかで生きているという現実"
  • II-6 「被害者意識の文化」と「マイクロアグレッション」

    いまわたしたちが直面している社会的諸問題の裏には、「心理学や進化生物学から見た、動物としての人間」と「哲学や社会や経済の担い手としての人間」のあいだにある「乖離」の存在がある。そこに横たわるギャップを埋めるにはどうしたらよいのか? ポリティカル・コレクトネス、優生思想、道徳、人種、ジェンダーなどにかかわる様々な難問に対する回答を、アカデミアや論壇で埋もれがちで、ときに不愉快で不都合でもある書物を紹介しながら探る論考、そのシーズン2の開始です。 前回の記事では、昨今の学問や言論の世界では「危害」と見なされる行為や主張の範囲が拡がっている、という問題に触れた。 これまでは危険だとされていなかった物事に危害を見出すための概念や考え方はさまざまに登場しているが、この潮流をとくに象徴するのが「マイクロアグレッション」理論である。 危害の範囲が拡大されると、「個人の自由は、他人に危害を与えない範囲内に

    II-6 「被害者意識の文化」と「マイクロアグレッション」
    cinefuk
    cinefuk 2022/07/21
    ハラスメント加害者の『悪意の有無』を重視するなら、内心に踏み込まないといけない。本人が「悪意がない」と言い逃れるとき、ポリグラフにでも掛けるべきか?我々は、自分自身にさえ嘘をつくのに
  • 心理学者から見たメンタリストDaiGoさんの発言(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    批判と炎上  ホームレス生活保護受給者へのヘイトスピーチで、メンタリストDaiGoさんが大きな批判を浴びている。私も動画を観たが、あまりの醜悪さに言葉を失った。 私自身、生活保護を受けている人々に対する心理的な支援を行っている身でもあり、聞いたこともないようなあからさまなヘイトを目の当たりにして、大きなショックを受けた。そして、これまで人類が人権のために闘ってきたその歴史は何だったのだろうかとさえ思わされた。 あからさまな差別に対して、われわれがまずやるべきことは、明確に声を上げて「NO」を突き付け、社会としては絶対に許容できないという態度を示すことである。 彼の言論のどこが問題であるかについては、数多くの専門家が声明等を出しているので、ここではこれ以上立ち入ることはしない。 その一方で、彼はどうしてあんな発言をしたのか、その発言の裏にある心理について聞かれることが何度かあったので、ここ

    心理学者から見たメンタリストDaiGoさんの発言(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    cinefuk
    cinefuk 2021/08/19
    「人間への敵意」「成功」「復讐」「尊大な自己意識」「著しい共感性の欠如」「疑似科学の権化」「"教養"と知識の違い」「貧困差別、女性差別、能力差別など、醜悪な差別発言を繰り返して」
  • 「差別」とは何か?アフリカ人と結婚した日本人の私がいま考えること(鈴木 裕之) @gendai_biz

    何度も繰り返される差別問題。どのように向き合い、状況を変えればよいのか? アフリカ人歌手と結婚し、黒人の側に立ち、差別も経験した、文化人類学者の鈴木裕之氏が「差別とは何か」を考察する。 「差別は悪い」は当か 「差別」問題が世間を騒がせている。 トランプ発言、H&Mパーカー問題、ダウンタウン浜田のエディー・マーフィー・メイク問題、FIFAワールドカップのヘイトスピーチ問題……古くて新しい問題。人間社会の鬼門である。 差別は悪い――。当だろうか。 新約聖書にある有名なエピソード。 人々が姦淫の罪を犯したひとりの女を捕らえ、律法に定められているとおり石で打ち殺すべきかと問いかけたとき、イエス・キリストが言った。 「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」(新共同訳) 結果はあきらかである。イエスと女人を残し、すべての者が立ち去っていった。 罪の告発と、自分の

    「差別」とは何か?アフリカ人と結婚した日本人の私がいま考えること(鈴木 裕之) @gendai_biz
    cinefuk
    cinefuk 2018/02/22
    自分(と所属するコミュニティだけ)を特別視することから、差別が生まれるように思う。小学校のクラスでも、既に一人一人が個性を持っている訳で。「差異化から生じる共同体意識」は便利だが危険でもある
  • Narcissists aren’t very conservative but believe in inequality

    cinefuk
    cinefuk 2017/10/26
    "ナルシシストは、保守的/伝統的価値観を特に好む訳ではないが、他人より上に立つことを好む。マイノリティを叩く偏見を好むのも、叩くと「自分の立場が上」と感じられるから" https://twitter.com/raurublock/status/922799847614291968
  • 人類の脳に「格差」「不遇な人」に関心向く部位:朝日新聞デジタル

    人には「最も恵まれない人」の境遇に自然に関心を向けるクセがあり、それにかかわる脳部位もあることがわかったと、亀田達也・東京大教授(実験心理学)らのグループが発表した。経済格差の問題を人がどう認識しているのかにかかわる科学的知見で、米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載された。 亀田さんらは大学生67人を対象に、見知らぬ3人にお金を分配するなどの想定で実験を実施。様々な選択肢から分配法を繰り返し選ばせ、関心と判断の傾向を探った。 例えば、3人に500円ずつ▽1人は1300円で、残る2人は600円ずつ▽2人は1600円、1人は80円だけ――などの例を提示。金額の格差が少ない分配法を選ぶのか、最低金額が低すぎないパターンを採るか、格差はあっても全体の総額が大きい配り方を選ぶのか、などを見た。 その結果、総額や平等性、最低…

    人類の脳に「格差」「不遇な人」に関心向く部位:朝日新聞デジタル
    cinefuk
    cinefuk 2016/10/03
    研究の1つでしかないので、これだけを根拠に何かを論じるには圧倒的にデータが足りない。差別者と同じメンタリティに落ちないよう注意
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