東京都大田区の町工場の経営者らが集まって五輪出場を目指す「下町ボブスレープロジェクト」。平昌冬季五輪で「下町ソリ」を使う契約を結んだジャマイカチームは、最終的にラトビアのBTC社製ソリを使った。 なぜ下町ソリは採用されなかったのか。ジャマイカチームは走行テストでBTC社製より2秒遅かったことを理由の一つに挙げたが、2台の条件が違いすぎ、正確な比較だったとは思わない。だが、差はあった。取材で見えてきたのは、ソリを製作する力ではなく、ものづくり志向を超えた、乗り手への「共感力」の差だ。五輪を前に、100分の1秒を縮めようと戦う選手やコーチに信頼してもらえなかったことが、残念な結果を招いた要因ではないか。
マスターズインタビュー(下町ボブスレープロジェクト推進委員会 細貝淳一ゼネラルマネージャー)第6回2017年5月15日~19日OA マスターズインタビュー第6回は下町ボブスレープロジェクト推進委員会の細貝淳一ゼネラルマネージャーが登場。金属材料を販売する会社を経て、1992年にアルミ加工業の「マテリアル」を創業し、2011年に大田区の町工場でボブスレーを作る「下町ボブスレープロジェクト」を立ち上げた。詳しい話を伺いにタケが訪れた。 細貝社長に会う前から気持ちが昂るタケ 生まれ育った町工場の街の魅力とは 中学校卒業後から働き始めた細貝社長。様々な仕事を転々とする中で、人とのコミュニケーションをとることに向いているのかもしれないと気づかされる。そんな折に、素材を扱う町工場の社長からスカウトされる。 町工場で目の当たりにしたのは「100円の素材を加工により10万円にする」技術。これぞ、日本が誇る
車いすのトップ選手の場合、1分で500m進むことができ、2分で1km走れるため、80分で40kmに到達できる。 公道における原動機付き自転車(50ccバイク)を抜き去るスピードである。 (※ 以上の記事は2019年3月現在のデータによる) 最高速度[ソースを編集] 平地 - T54(障害程度の軽いクラス)男子の100mの世界記録が13秒63、200mの世界記録が24秒18、400mの世界記録が43秒46(いずれも2019年3月1日現在)であるため、スタート直後はやや遅いが、トップスピードに乗ってからは100mあたり約10秒であるため、時速36kmに達している。ただしこれらはトラックで記録されたものであり、全区間の半分をコーナーが占めており、減速していることを考慮すると、東京マラソン等、フィニッシュ直前が200m程度の直線であれば、ラストスパートでは、時速37~38kmに達すると考えられる。
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