1月21日夜、東京・池袋のホテルで男性(82)が刃物で刺されて死亡しているのが見つかった事件で、警視庁は翌22日、藤井遥容疑者(24)を殺人容疑で、小林優介容疑者(29)と弟の小林翔太容疑者(25)を犯人隠避容疑で逮捕した。悲劇が起きた背景には、藤井容疑者を操るようにして“パパ活”させていた兄弟の存在があった。被害男性は、池袋のホテル街でよく姿を見かける“有名人”だったという。 *** 【写真】82歳被害者がカッターナイフで殺された事件現場 兄弟の言いなりだった藤井容疑者 優介・翔太の両容疑者は女性になりすますなどして、パパ活に応じる男性をスマートフォンのアプリで募集していたという。そうして引っかかった客を藤井容疑者にあてがい、日ごろから金儲けをしていた。今回の事件でも兄弟がパパ活の交渉をまとめ、藤井容疑者をホテル近くに向かわせたとみて、警視庁は更に詳しく調べている。 捜査関係者は「藤井容