太平洋戦争の敗戦直後、太平洋中西部に浮かぶサンゴの島・オーシャン島で日本兵が行った住民虐殺について、元日本兵が書き残していた手記を本紙が入手した。これまで、虐殺事件の具体的経緯は不明な部分もあったが、上官の命令を受け自分が銃を撃つまでの一部始終を苦悩とともにつづっている。専門家は「太平洋地域で起きた紛れもない事実。ただ、この分野の研究者は少なく、一般的にはほとんど知られていない。大変貴重な資料だ」と語る。(山本哲正)
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破壊されたロシアの装甲車=4日、キーウ西郊ブチャ/Aris Messinis/AFP/Getty Images (CNN) ドイツ連邦情報局(BND)は6日、同国議会の委員会会合で、ロシア兵がウクライナでの兵士や市民の銃撃について話す無線を傍受したと報告した。会合に詳しい情報筋が明らかにした。 この報告が会合の最重要項目だったという。ロシアは戦争犯罪の発生を否定しているが、この記録はロシア軍のこうした行動様式を暗示している可能性がある。 本件を最初に報じたドイツ誌「デア・シュピーゲル」によると、BNDはウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでの市民殺害について話すロシアの無線を傍受した。一部の会話は特定の殺害に直接かかわる内容の可能性があるという。 米紙ワシントン・ポストは匿名の当局者の話として、ドイツ情報機関はロシア軍がブチャでの殺害に関与したことを示す衛星画像を持っていると伝えた。た
ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで、破壊された車両が残る路上で地雷の除去を行う非常事態庁の技術者(2022年4月5日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【4月6日 AFP】ロシア軍がウクライナの首都キーウ近郊ブチャ(Bucha)を占領して2週間ほどたった頃、地元住民のオレナさん(43)は、事態の悪化を予感した。それまでいた兵士よりも横暴な年配の軍人たちが現れ、街を恐怖に陥れ始めたのだ。 「彼らは私の目の前で、スーパーに食料品を買いに行こうとする男性を撃った」。名字を伏せてAFPのインタビューに応じたオレナさんはこう語った。 オレナさんは、ブチャがロシア軍の管理下にあった先月、7歳と9歳の子どもや他の住民たちと共に、4階建ての団地にある電気の通っていない地下室で暮らしていた。ロシア軍が来る前にはウクライナ軍はおらず、武器を持たない地元企業の警備員を中心とした領土防衛隊がいる
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア軍が撤退した首都キーウ近郊で多くの市民が死亡しているのが見つかりました。 ロシア側は関与を否定していますが、ドイツのショルツ首相が追加の制裁も示唆するなどロシアへの厳しい対応を求める声が強まっています。 ウクライナに侵攻したロシア軍は、首都キーウ、ロシア語でキエフの近郊まで部隊を前進させたもののウクライナ軍の抵抗を受けて撤退を進めていて、ウクライナの国防次官は2日、キーウ州全域を奪還したと発表しました。 ところがロシア軍が撤退したキーウ北西のブチャにロイター通信などの記者が入ったところ、多くの市民が路上で死亡しているのが見つかりました。 ブチャの市長はロイター通信の取材に対し「手を縛られ、頭を撃たれた人もいる」と話しています。 ウクライナのベネディクトワ検事総長は3日、キーウ近郊でこれまでに410人の市民の遺体が運び出されたとしたうえで「ロ
Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) @marukwamy 私が調査地で一番精神的につらかった経験は寄生虫や疫病で死にかけたことよりも、仲良くしていた知人から「俺、〇〇族のガキを殺したことがあるんだ」という「武勇伝」を聞かされたことでした。民族紛争での人殺しの経験をニヤニヤと嬉しげに語るのを目の前にして、何か「糸が切れてしまった」んです。 2021-12-06 23:59:51 Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) @marukwamy ついさっきまで聖書やらキリストの愛について語っていたのと同じ人間が人殺しの話を始めたのに最初は頭が全然追い付かなくて、何でコイツは殺人の話をしてるんだと思っていたら目眩と強烈な頭痛で視界が揺らいで酷い耳鳴りが始まって結局詳細はよく聞き取れませんでしたが、彼はとても楽しそうでした。 2021-12-07 00:05:2
「川と海から」-119. ゼロ戦争搭乗員悲劇の地・杉田の山中 正確な位置はで地元でも知られていないが、昭和20年2月16日、杉田の山林(栗木か中里あたりかも知れない)に落下傘降下した海軍のゼロ戦搭乗員が、米軍飛行士と錯覚した地元警防団員により殴打撲殺されてしまうという事件が起こった。以下は文春文庫「大空の決戦(羽切松雄著)」による。 この日早朝機動部隊が銚子沖に接近し艦載機が多数横浜方面に向かうとの情報が追浜海軍航空隊に入った。たちまち紫電改やゼロ戦が迎撃に飛び立ち、東京湾上空でグラマンF6Fヘルキャットの群れと激しい空中戦を展開した。著者羽切氏は小隊長として紫電改に搭乗し、その編隊の中にゼロ戦の山崎卓上飛曹がいた。迎撃戦で敵機5機を撃墜したが、こちらも山崎機のゼロ戦が一機未帰還となった。「空戦中に被弾、操縦不能となったので愛機から飛び出し落下傘降下して杉田付近の山林に落下したのが僚機から
日テレnews everyで紹介していた、駆逐艦「雪風」の生存者の証言が貴重だった。 「死を覚悟した状態では、恐怖が殺意になり、攻撃が快感になる」 戦争でこの心理が大量に強制的に生み出されることについて、多角的に掘り下げて考えたい… https://t.co/zqMTs1en3b
人は殺人を忌避するのか 戦争には殺人という行為が伴います。人類の歴史を紐解けば多くの戦いが記録されており、当然そこで人は殺し殺されていたわけです。では、人の本性は殺人をよしとしているのでしょうか。 こういった疑問に対し、第二次世界大戦中、実戦に参加した直後の兵士に対してグループインタビューによる聞き取り調査を行っていたS.L.A.マーシャル准将は、1947年に発表した"MEN AGAINST FIRE"の中で、次のようなデータを提示しました。 敵との遭遇戦に際して、火線に並ぶ兵士100人のうち、平均してわずか15人から20人しか「自分の武器を使っていなかった」のである。しかもその割合は、「戦闘が一日じゅう続こうが、2日3日と続こうが」つねに一定だった。 出典:デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫) 「戦いに際して兵士の15~20%しか発砲しない」。マーシャル
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