2016年3月15日 18時25分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 北朝鮮では、金日成氏、正日氏の肖像画が命より大切なものとされているそう 1月末には金日成氏の肖像画を守って火災から逃げ遅れ、1人が焼死したという この人物には勲章が授与され、国が費用を負担して盛大な告別式が営まれた 戦前の日本の学校には、御真影(天皇、皇后の写真)と教育勅語が置かれた「奉安殿」という建物があった。御真影は命より大切なものとされ、空襲や災害から守るために多くの教師が命を落とした。戦前の教育の愚かさの象徴とも言える存在だ。 北朝鮮は、氏、正日氏の肖像画が命より大切なものとされている。命を投げ出した守った人には「英雄」の称号が贈られ、プロパガンダの道具とされる。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、そうした北朝鮮の偶像化を象徴する事件が1月末に起きた。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)