バリアフリー上映について話す熊篠慶彦さん(右)と、リリー・フランキーさん(左)、松本准平監督(中央)=2017年7月13日、中嶋真希撮影 手足に障害がある男性と、精神的な障害を抱えた女性の恋愛を描いた映画「パーフェクト・レボリューション」(松本准平監督)が9月29日から公開される。障害者の性に対する理解を訴える活動をするNPO法人ノアール理事長の熊篠慶彦さん(47)の実話が基で、熊篠さんの友人であるリリー・フランキーさんが主人公クマを演じる。公開に先駆けて13日、慶応義塾大学三田キャンパスでバリアフリー試写会を開催。トークイベントではリリーさんらが障害者にまつわる課題について意見交換した。【中嶋真希】 「身体障害者だって恋もするし、セックスもしたい。障害者はただの人間なんです」--。「パーフェクト・レボリューション」は、車いす生活をしながら障害者の性への理解を訴えるクマと、精神的な障害を持