前回、日刊SPA!では世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)の「合同結婚式」に参加する新婚カップルのインタビュー「旧統一教会の合同結婚式で結ばれた日本人カップル3組を直撃――婚前恋愛の禁止、宗教への偏見に何を考える?」をお届けした。かつて霊感商法などが社会問題化したこともあり、とかく物々しいイメージがつきまとう旧統一教会だが、カップルたちの素顔は拍子抜けするほど普通の若者であった。そして今回は、よりディープに信仰に身を捧げる3組をご紹介する。 なお、インタビューに答えてくれたのは、いずれも「二世」と呼ばれるカップルたち。二世とは親が旧統一教会の信者で、自身も産まれたときから教義に囲まれて育った信者のこと。現在、旧統一教会ではこの二世信者たちが急増中なのだ。 新郎:O・Y(21歳・大学生) 新婦:N・F(22歳・大学生) 近年、信者が合同結婚式に至るまでのプロセスは非常に合理的になっている