インディアナポリス(USS Indianapolis, CA-35)は、アメリカ海軍のポートランド級重巡洋艦。艦名はインディアナ州インディアナポリスに因む。 1945年7月26日にテニアン島へ原子爆弾を運んだ後、7月30日フィリピン海で日本海軍の潜水艦、伊58(回天特別攻撃隊・多聞隊)の雷撃により沈没した。第二次世界大戦中に敵の攻撃により沈没した最後のアメリカ海軍水上艦艇である[注 1]。 第二次世界大戦前[編集] インディアナポリスは1930年3月31日、ニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で起工された。1931年11月7日に進水し、フィラデルフィア海軍工廠でジョン・M・スミリー大佐の指揮下1932年11月15日に竣工した。 1932年2月23日まで大西洋とグアンタナモ湾で整調の後、パナマ運河地帯とチリ沖の太平洋で訓練を行った。フィラデルフィア海軍工廠でオーバーホールの後、19