「ディープフェイク」という偽の動画を作成する技術を使い、アダルトビデオの出演者の顔を女性芸能人に変えてインターネット上に掲載していた男らが警視庁に逮捕されました。ディープフェイクに関する事件の摘発は全国で初めてです。 「捜査員に連れられて容疑者が出てきました」(記者) 名誉毀損などの疑いで逮捕されたのは熊本市に住む熊本大学2年の林田拓海容疑者(21)と、兵庫県のシステムエンジニア、大槻隆信容疑者(47)です。2人は去年12月から今年7月にかけて「ディープフェイク」という偽の動画を作成するAI=人工知能の技術を使い、アダルトビデオの出演者の顔を女性芸能人に変えてネット上に掲載し、女性芸能人の名誉を毀損した疑いなどがもたれています。 2人はあわせて1250本以上のフェイクポルノを作成し、ネット上では「ディープフェイク職人」と呼ばれていたということです。林田容疑者は動画を月額制のサイトに掲載して