東部労組の石川です。 ジャパンユニオン組合ニュース2018年3月号コラム<Focus of News>を アップしました。 ■自殺者統計のいかさま■ 新聞各紙は、昨年の自殺者数について次のように伝えている。 「厚生労働省は、2017年の自殺者数が8年連続減の2万1140人(前年比757人 減)だったと発表した。・・・年間自殺者数はバブル崩壊後の98年に急増して以降、3万 人超が続いたが、10年から減少傾向に転じた。・・・厚労省は減少について、景気回復や、 自殺対策基本法制定(06年)以来、対策が進んできたためとしている。ただ他の主要7カ 国(G7)の自殺死亡率では、日本が最も高く、依然として深刻な状況だ」(毎日新聞)。 また日経新聞は、「自殺者が過去最悪だったのは03年の約3万4千人。12年以降は3万 人を下回り、17年はピークと比べて4割近い減少となった。厚生労働省は『自治体や関係 省庁