徳間書店は2021年7月28日、ウェブメディア「&GP」で業務委託をしている編集者が、個人のSNSアカウントで人権侵害を伴う投稿をしていたとして、当該編集者との契約を解除したと伝えた。 当該編集者は東京五輪・テニス女子で敗退した大坂なおみ選手に対する差別的な投稿を行っていた。 「人権侵害はあってはならない」 当該編集者は27日、大坂選手が東京五輪・テニス女子シングルスの3回戦で敗退したことを受け、自身のツイッターで人種差別的な発言を投稿。ツイッターユーザーから批判を集めていた。 28日、徳間書店は「重要なお知らせ」と題した文書を「&GP」に掲載。同サイトで業務委託をしている編集者の投稿について「多くの皆様に不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 同社は「徳間書店ならびに&GP編集部の見解とは全く相容れるものではなく、いかなる場合においても人
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相の発言が女性蔑視であると国内外から批判がなされ、辞任する結果になりました。森氏は当初発言の撤回と謝罪をしつつも「辞任する考えはありません」と逆ギレ会見を行ったり、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏を自宅に呼んで後任に指名したりと、すったもんだの大騒ぎを演じました。 この森喜朗騒動とはいったい何だったのでしょうか?『世界一周ホモのたび』などの著者で、能町みね子さんの友情結婚のパートナーであるゲイライター・サムソン高橋さんに、読み解いてもらいました。(以下、サムソン高橋さんの寄稿) 女子SPA!から、今さら森喜朗について書いてくれという依頼があった。いつものごとく依頼があって一ヶ月ほど経ってしまったので、なおさら今さら感が強くなっている。 前回女子SPA!で書かせていただいた題材は小池百合子だった。 私の肩書は「ゲイライター」となっ
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