自分のプロフィールを登録して異性と出会う「マッチングアプリ」といえば、恋愛や婚活目的で使われるイメージがある。ところが、今は恋愛だけでなく、共通の趣味を持つ友達作りや旅先を案内してくれる現地人との出会いを求めて使う人も多いという。 米Match Groupが運営するマッチングアプリ「Tinder」(ティンダー)でマーケティングを担当する久次米裕子さんによれば、ミレニアル世代のユーザーは「等身大の自分を伝えようとする」「出会いをきっかけにした体験を求める」といった特徴があるという。 Tinderは米国生まれのマッチングアプリ。スマートフォンの位置情報を使って、利用者が設定したエリア内にいるユーザーをマッチング候補として表示する。利用者は表示されたプロフィールを見て「いいな」と思ったら右に、そうでなければ左に画面をスワイプして候補を選ぶ。 同サービスは現在190カ国で展開し、アプリの総ダウンロ