東京・足立区の団地の一角に、世界各国から〝ある物〟を求める人が目指す聖地がある。その名は「デザインアンダーグラウンド」。目的のブツはなんと、1970~80年代に家電の王様だったラジカセ。全国から古いラジカセを集め、修理、販売している工場長にして家電収集家の松崎順一氏(写真=51)は、ラジカセこそが「日本が誇る工業デザイン」「日本人の英知が詰まった商品」と評する。 ――ここ(デザインアンダーグラウンド)は、まさに古いラジカセの宝庫 松崎氏:ラジカセをメーンに古い家電を集め、元の動く形に直しています。70~80年代の家電は性能、デザインともに素晴らしい。きちんと保存していないメーカーさんも多いので、これらの名機を後世に残すという意味もあります。 ――全国各地から古いラジカセを求める人が殺到しているとか 松崎氏:海外からのお客さんも多いですよ。配送していないので、はるばる北米や南米、中国、台湾、
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