2月8日、国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)が、南スーダンで今年、470万人が飢餓に直面する恐れがあるとの報告書を発表。写真は食料の配給を待つ避難民。先月撮影。提供写真(2012年 ロイター/UNMISS) [ローマ 8日 ロイター] 国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)が8日、南スーダンで今年、470万人が飢餓に直面する恐れがあるとの報告書を発表した。 両機関は、共同で昨年10―11月に南スーダンの食糧事情を調査。その報告書によると、同国では今年、470万人が食糧不足となり、昨年の330万人から増加するという。 そのうち約100万人が深刻な食糧不足に陥るとし、紛争が続いたり、食糧価格が上昇し続ければ、その数は倍増する可能性もあると警告している。 同報告書によると、南スーダンの2011年の穀物生産は過去5年間の平均より25%減少した上、今年は必要となる消