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音楽に関するeveryloveryのブックマーク (212)

  • Kダブシャインが抱える複雑な感情 変わりゆく地元の風景に何を想う

    社会性の強いメッセージを発信するとともに、日語ラップにおける韻の踏み方を確立させたラッパーとして、キングギドラでデビューした1990年代より後進に多大な影響を与えてきたKダブシャイン。渋谷生まれ渋谷育ちであり、渋谷をテーマにした楽曲も数多く発表している彼の目には、現在の渋谷はどのように映っているのだろうか。自分を育ててくれた渋谷への感謝、絶え間ない再開発によって姿を変える渋谷への失望、そして新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けた渋谷への恩返しの気持ちなど、地元であるがゆえに抱えている複雑な想いを語ってもらった。他所から来て渋谷で遊ぶ人や働く人とは少し異なる感情をぜひ知ってほしい。 YOU MAKE SHIBUYA連載企画「渋谷のこれまでとこれから」 新型コロナウイルスの影響で激動する2020年の視点から、「渋谷のこれまでとこれから」を考え、ドキュメントする連載企画。YOU MAKE

    Kダブシャインが抱える複雑な感情 変わりゆく地元の風景に何を想う
  • ROTH BART BARONが海外進出と、刺激的なイギリス滞在を語る | CINRA

    イギリスデビューに向けたプロジェクトをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて成功させたROTH BART BARON。ロンドンでのレコーディングを終えた彼らは、既発曲のリミックスや、新曲“dying for”をApple MusicやSpotifyなどで全世界配信。あわせてこれらの楽曲を収録したアナログ盤EP『dying for』をリリースする。 彼らはロンドンでどんな刺激を受けたのか。The xxやMura Masaなどが象徴する、いまのイギリスの音楽シーンとも共振するサウンドはどのように生まれたのか。これまでレコーディングで訪れてきたカナダ、アメリカとイギリスにどういった違いがあるか。そして、アリアナ・グランデのライブ会場テロ事件をイギリス国内で経験し、ショックを受けた彼らの心を支えたものとは。三船雅也、中原鉄也に話を聞いた。 英語で歌うか日語で歌うか、という問題は常に

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  • 「渋谷系」とはなんだったのか? 野宮真貴×Boseが語り合う | CINRA

    数年前から続いている「1990年代ブーム」にともなって、目下のところ何度目かの「渋谷系再評価」が進み、その動きは今や世界的に広がっている。北欧のクラブでは毎晩シティポップのレコードがスピンされ、細野晴臣のニューヨーク公演は大成功を収めた。マック・デマルコやデヴェンドラ・バンハートらが、その細野をフェイバリットアーティストに挙げたかと思えば、タイラー・ザ・クリエイターが新作の中で、山下達郎の“FRAGILE”をサンプリングして話題となったのも記憶に新しい。 折しも今秋、渋谷カルチャーを象徴する「渋谷パルコ」がリニューアルオープンする。パルコといえば、ピチカート・ファイヴがグランバザールやP'PARCOのCMに出演したり、スチャダラパーがP'PARCOのオープン記念に小沢健二と“今夜はブギー・バック”のライブを行なったりと、渋谷系とは浅からぬ仲と言えよう。 そこで今回CINRA.NETでは、野

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  • 坂口恭平×折坂悠太 相思相愛の歌い人。歌の共通点は子供ウケ? | CINRA

    ガットギターと独特な歌唱法による弾き語りが話題を呼び、小山田壮平や後藤正文らが賛辞を寄せるシンガーソングライターの折坂悠太。作家、建築家、画家と様々な顔を持つ異才であり、音楽家としても活動する坂口恭平。坂口が折坂のファンになったことをきっかけに二人は接近し、坂口のライブに折坂がゲスト出演するなど、徐々に親交を深めてきた。 そんな二人が2018年1月に発表するそれぞれの新作、折坂の『ざわめき』と、坂口の『アポロン』は、共に初のバンド録音。しかし両者とも、いわゆるシンガーソングライターがプロダクションを豪華にするためにバンド編成にチャレンジするのとは異なり、自らが内側に抱えるものをより純粋な形で発露するために今回の形態を選んだのだと言っていいだろう。スタイルは異なれども、確かに響き合う二人の対話を楽しんでいただきたい。 俺の音楽のベースは童謡で、自分が今歌ってる歌のコード進行は、その頃から変わ

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  • 三宅純はなぜ世界に羽ばたくことができた? エレガントな鬼才サウンド・クリエイターが明かす、新しい過去と懐かしい未来 | Mikiki

    三宅純はなぜ世界に羽ばたくことができた? エレガントな鬼才サウンド・クリエイターが明かす、新しい過去と懐かしい未来 現在はパリを拠点に活動するサウンド・クリエイター、三宅純が11月9日(水)~10日(木)にブルーノート東京でライヴを行う。高校時代にジャズ・トランペッターとして頭角を現すと、日野皓正の推薦で76年にバークリー音楽大学に入学し、ボストンやNYで演奏活動を行っている。81年の帰国後は作曲家としてCMや映画、アニメ、コンテンポラリー・ダンスなど多くの作品を手掛けるように。ハル・ウィルナーやピーター・シェラー、アート・リンゼイ、エヴァン・ルーリーなど多くの海外アーティストと交流を育み、アカデミー賞にノミネートされたヴィム・ヴェンダース監督の映画「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」(2011年)に主要楽曲を提供するなど、国際的にも高く評価されている。最近では、リオ五輪の閉会式

    三宅純はなぜ世界に羽ばたくことができた? エレガントな鬼才サウンド・クリエイターが明かす、新しい過去と懐かしい未来 | Mikiki
  • 坂口恭平の権力への抵抗。音楽は記憶を思い出させ人を治療する | CINRA

    インタビュー by 九龍ジョー 撮影:廣田達也 編集・テキスト:山元翔一(CINRA.NET編集部) 編集:宮原朋之(CINRA.NET編集部) ——もしもし? 今から取材だから2時間後にかけ直してくれる? インタビュー取材を終えて一服しているほんの数分の間にも、坂口恭平のもとには電話がかかってくる。Twitterでの洪水のような発信はもとより、文筆家として小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたる書籍を次々に発表。自殺者ゼロを目指し、自らの電話番号(090-8106-4666)を公表して「死にたい」思いを抱える人のために、命のセーフティネットをたった一人で続けて約10年になる。 当初「建てない建築家」として活動をスタートした坂口恭平は、近年ではパステル画でもその才能を遺憾なく発揮。9月9日には音楽家として2枚目のスタジオアルバム『永遠に頭上に』をリリースした。 今回、CINRA.NET

    坂口恭平の権力への抵抗。音楽は記憶を思い出させ人を治療する | CINRA
  • 世武裕子、チリー・ゴンザレスを大いに語る。『Solo Piano III』に聴く〈人生と音楽が切り離せない〉音楽家の姿 | Mikiki

    カナダのケベック州で育ったチリー・ゴンザレス(名ジェイソン・ベック)は99年、新天地を求めてベルリンに渡った。当初はエレクトロ・パンク系のラッパーとして活動していたが、やがて大きな転機を迎える。そのきっかけは、プロデューサーを務めたフランスの女優兼歌手ジェーン・バーキンの『Rendez-Vous』(2004年)の制作中に、スタジオの片隅でピアノを弾いたことだった。 このとき、ゴンザレスは『Rendez-Vous』の制作に翻弄され、なおかつ自分の作品を久しく作っていないこともあって、ストレスを抱えていた。ゴンザレスは、そのストレスを少しでも解消するためにピアノと虚心に向き合った。そのピアノの演奏をたまたま聴いていたフランス人プロデューサーの勧めもあって、初のソロ・ピアノ・アルバムとして作られたのが、『Solo Piano』(2004年)である。この静謐なソロ・ピアノ・アルバムは、ゴンザレス

    世武裕子、チリー・ゴンザレスを大いに語る。『Solo Piano III』に聴く〈人生と音楽が切り離せない〉音楽家の姿 | Mikiki
  • interview「世界の日本のピアニスト」-内田光子  ~ショパン創刊号より

    ―内田光子 現在のレパートリーについて ほとんどロンドンで生活されていて、日には年に数回しかお帰りにならない、そのちょうど日にいらっしゃる時にお訪ねできて、とてもラッキーでした。でもまたすぐにロンドンに戻られるのでしょう? 「LPのレコーディングがあったりして、ね。モーツァルトのソナタ4曲とロンド、幻想曲などをロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで収録して、フォノグラム・インタナショナルで6月かな、世界中で一斉発売するんですって。もちろん日でも。で、それとほぼ同じ内容のプログラムで、東京と大阪でリサイタルを開く予定。……そうなのよね、最近ずっとモーツァルトのピアノ・ソナタの連続演奏会で、ソナタ18曲弾いてるわけでしょ、コンツェルト21曲弾くわけでしょ。ウーン、モーツァルトとまあシューベルトが中心で、そのシューベルトいちばん弾きたいんだけど少しおあずけだったりして……。自分なりに他のもの

  • 第129回 中村 力丸 氏 株式会社八大コーポレーション 代表取締役 | Musicman

    今回の「Musicman’s RELAY」は松尾潔さんからのご紹介で、(株)八大コーポレーション 代表取締役 中村力丸さんのご登場です。「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」「明日があるさ」「黒い花びら」「黄昏のビギン」など数々の名曲を手掛けられた作曲家 中村八大さんの長男として生まれた中村力丸さんは、将来を模索される中で、ひょんなことから音楽業界に身を投じられます。以後、音楽出版社で仕事をされつつ、八大さんの死後は(株)八大コーポレーションも兼務され、まさに二足のわらじ状態で奮闘されます。現在は、八大さんの楽曲の著作権管理をされつつ、多くのプロジェクトを通じて、稀代の作曲家「中村八大」の作品の魅力を日国内ならず世界へ発信されている力丸さんに、ご自身の生い立ちから、父・中村八大さんの素顔、その創作に込められた想い、そして今後のプロジェクトについてまでお話を伺いました

    第129回 中村 力丸 氏 株式会社八大コーポレーション 代表取締役 | Musicman
  • CRCK/LCKSの哲学と特異性 中村佳穂、Charaらの手紙から紐解く | CINRA

    2019.12.14 Sat Sponsored by CRCK/LCKS『Temporary』『Temporary vol.2』 ジャズを軸にしながらノンジャンル的なポップスを標榜する音楽性にしろ、個人と集団のあり方を問い直すような活動姿勢にしろ、CRCK/LCKSというバンドは2015年の結成以来、一貫してラジカルな姿勢を貫いている。 10月に発表された1stアルバム『Temporary』、そしてその2か月後という短いスパンでリリースされる新作EP『Temporary vol.2』――過渡期にあるバンドの「今」=「Temporary」を表すタイトルは、タイムラインに「今」が連なる現代をも反映しているかのよう。やはり、明確な哲学を持ったバンドは面白い。 今回CINRA.NETでは、そんなCRCK/LCKSというバンドの特異性を改めて解き明かすべく、長塚健斗(WONK)、Megu(Negi

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  • haruka nakamuraが語る、音楽とは灯台の光 日々の生活に慈しみを | CINRA

    haruka nakamuraにとって10年ぶりのソロアルバムにして、初のピアノソロ作品『スティルライフ』のコンセプトは、「生活に寄り添う音楽」である。自宅で1か月以上作業を続け、ミュートピアノを自ら録音して作られた作には、温かな、優しい旋律の15曲が、自然な環境音とともに収められている。それは、ただそこにあるだけで尊い日常の大切さに改めて気付かせてくれるとともに、聴く人の心にささやかな希望の光を灯すはず。 ジャケットにも飾られている静物画を描いた祖父、ピアノ講師でもあった母、尊敬する音楽家であるNujabesなど、『スティルライフ』はharuka nakamuraの歩いてきた道のりと、その中で出会ってきたたくさんの人々との物語が詰まった作品でもある。もちろん、そこには多くの「別れ」も含まれるだろう。 しかし、優れた芸術作品というのは、一人で自らと向き合う時間の大切さを教えてくれると同時

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  • MONO×envy×downy×toe×Borisが闘争『After Hours』を熱論 | CINRA

    MONO、envy、downyが中心となって産声を上げたアーティスト発信の音楽フェスティバル『After Hours』。昨年は都市型フェス『SYNCHRONICITY』とのコラボレーションという形でプレ開催され、会場となったTSUTAYA O-WESTは、ほぼ1日中入場規制がかかり続けるという、異様な熱気に包まれた。直前になってボーカルの脱退が発表され、多数のゲストボーカルを迎えて行われたenvyのステージは、早くも伝説化していると言っていいだろう。 正式な第1回目の開催となる今年の『After Hours』は会場を一気に4か所に拡大。出演者には日のオルタナ~アンダーグラウンドの猛者たちが集い、そのラインナップを見ているだけでも興奮が抑えきれない。そこで、今回はMONOのTaka Goto、envyのKawai、downyの青木ロビンという主催メンバーに加え、ヘッドライナーとしての出演が

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  • 新生envyが体現する、国も人種も超えて自由に生きるためのヒント | CINRA

    envyが2月5日にリリースした『The Fallen Crimson』。ハードコアシーンで産声を上げながらもその域に留まらず、轟音でありながら聴く人を優しく包む深い音響を獲得してきた唯一無二の音楽としての矜持はもちろん、かつてなく瑞々しい歌心とリズムが躍動している素晴らしい作品だ。 バンドのオリジナルメンバーであった深川哲也が脱退したのが2016年。その後サポートボーカルを迎えながら活動を維持していたものの、続けざまに中枢メンバー2人が脱退。河合信賢と中川学2人だけになった時期もあった。しかし2018年に渡部宏生(heaven in her arms)、yOshi(killie)、滝善充(9mm Parabellum Bullet)をサポートメンバーに迎え、深川がバンドに復帰を果たした。 6人体制となり正真正銘の新生envyとして放つ今作が表すのは、メンバーが変わったからこそいつまでも変

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  • MONOが絶望の先で掴んだ『Nowhere Now Here』という希望 | Mikiki

    MONOの2年3ヶ月ぶりの新作『Nowhere Now Here』がリリースされる。バンド結成20年目にして10枚目のアルバムとなる作の出発点は〈怒り〉だという。前作後に起きたさまざまなトラブルと、それに向きあったメンバーたちの絶望や無力感、疲労感、怒り、先の見えない暗闇=〈Nowhere〉から、そこを抜けだし光を得た〈Now Here〉までの道程を作品に刻み込んだ、と彼らは説明する。今回のインタヴューでは、マネージメントとのトラブル、創立以来のメンバーの脱退など、多くの苦境に遭遇しバンドの存続さえ危うくなったという状況を、リーダーでありソングライターであるTakaakira ‘Taka’ Gotoが赤裸々に語ってくれた。 今回Tamaki(ベース)が初めてヴォーカルをとった歌もの“Breathe” が収録されたものの、彼らは音だけですべてを語ろうとする。その音に込められた情念の深さ、エ

    MONOが絶望の先で掴んだ『Nowhere Now Here』という希望 | Mikiki
  • MONOのTAKA GOTOが激白! ポスト・ロック・バンドとして世界で成功した理由、居場所がなかった過去と日本への率直な想い | Mikiki

    ポスト・ロックを代表するバンドとして国際的な地位を確立したMONOが、昨年10月にリリースした最新作『Requiem For Hell』に伴うワールド・ツアーの一環で、今年2月に日公演を行う。2月12日(日)は東京・代官山UNITで、進境著しいKlan Aileenをオープニング・アクトに迎えての登場。2月25日(土)、26日(日)に開催される〈Hostess Club Weekender〉では、初日の25日に同イヴェント初の日人アクトとして、ピクシーズら3組と共に出演する。 バンド史上最大規模である今回のツアーは、全世界で10万人以上の動員が見込まれているという。それほどの成功を収めるMONOが海外に渡ったのは、かつて日で抱いた怒りと孤独感がきっかけだった。彼らはなぜワールドワイドな成功を収めることができたのか? そして、いまの日に思うこととは?――バンドの中心人物であるTAKA

    MONOのTAKA GOTOが激白! ポスト・ロック・バンドとして世界で成功した理由、居場所がなかった過去と日本への率直な想い | Mikiki
  • インタビュー:生々しい音と“アンチ”の姿勢――54-71、5年ぶりのニューアルバム『I

    『true men of non-doing』から5年。再び4人編成となった54-71が、自身を中心とするレーベル“contrarede”より、ニューアルバム『I'm not fine, thank you. And you?』を発表する。 SHELLACのメンバーによって構築されたサウンド、そして前代未聞の辞典クラス(!)の厚みをほこるブックレット・ジャケット、そのすべてが痛快な傑作が完成した。 「聖(ひじり)になりたかったんですよ、俺」と、開口一番に54-71の中心人物・川口賢太郎(b)は言った。日で唯一無二のオルタナティヴ/ハードコア・バンドの雄でありながら、2004年のメンバーの脱退後(3人編成のインスト・バンドとして活動してはいたが)54-71は事実上の沈黙が続いていたのである。その理由が「聖」?? 「これ、ホントの話なんですけど。聖って、世のため人のために尽くす人じゃないです

    インタビュー:生々しい音と“アンチ”の姿勢――54-71、5年ぶりのニューアルバム『I
  • 謎多きSerphの知られざる過去 美しい音楽と、本当の闇の狭間の話 | CINRA

    「すごい新人がいる」と話題を呼んでいたSerphに初のインタビューを試みたのは、今から6年前の2010年。出世作『vent』のリリースタイミングだった。当時「精神的な飢餓感を満たすために毎日曲を作っている」と語っていたSerphは、その後リスナーという存在を発見し、社会の抑圧から魂を解放するための音楽家へと変貌を遂げていった。これまで発表した楽曲の中から厳選され、2016年仕様に磨き直した11曲と、新曲2曲の計13曲を収録した初のベストアルバム『PLUS ULTRA』は、現時点での集大成であると同時に、ラテン語で「さらなる前進」を意味するタイトル通り、この先を見据えた作品でもある。 CINRAでは別名義のReliqやN-qiaも含め、これまで幾度となくSerphに対する取材を行ってきたが、今回テーマに掲げたのはずばり「Serphの過去」。取材時には毎回のように語ってくれる、音楽に対する絶対

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  • 音楽は人間より遥かに賢い ジョン・フルシアンテ インタビュー | CINRA

    言わずと知れた元RED HOT CHILI PEPPERSのギタリストであり、ソロでは多作家としても知られ、現代の音楽シーンにおける数少ないカリスマとも言うべきアーティスト、ジョン・フルシアンテ。2009年末のバンド脱退後は、インディペンデントな活動姿勢を貫き、音楽性に関してはエレクトロニックミュージックに急接近。最新作『ENCLOSURE』についてジョンは、「過去5年間における音楽での目標をすべて達成した作品」と語っている。そこで今回はソロのキャリアを改めて振り返り、彼がなぜこれほどまでに多くの人に愛されているのかを考えると共に、意味深なアートワークが施された『ENCLOSURE』という作品が彼にとってどんな意味を持つ作品なのかを、人の発言を引用しながら紐解いていく。熱心なファンの方はもちろん、「レッチリ以降のジョンはよくわからない……」という人にも、ぜひ彼の現在地を知ってもらいたい。

    音楽は人間より遥かに賢い ジョン・フルシアンテ インタビュー | CINRA
  • 現役ピアニストが語る「ベートーヴェンの全曲演奏はこんなに難しい」(現代新書編集部)

    今年、2020年は、ベートーヴェン生誕250年。このアニヴァーサリー・イヤーに、講談社現代新書『ピアノの名曲』(2446)の著者、イリーナ・メジューエワさんが、ピアノ・ソナタ全32曲の演奏会を開催されます。ピアノ曲の最高峰、名曲・大曲揃いの32曲をすべて弾くのは、ピアニストにとっては大変な難行。新たなチャレンジを前にお話を伺いました。 イリーナ(以下I):ベートーヴェンのピアノ・ソナタは傑作揃いですが、ばらばらではなく、「全曲」を演奏することにはやはり特別な意義があると思います。 にも書いたとおり、全曲演奏は山登りに近いと思います。高い山、低い山、32のいろんな山がある。中にはエヴェレストのようなとんでもない高峰も聳えています。だから実際に登ってみると、下から見ていた時とは違う風景があらわれてくる。とてもチャレンジングな企画です。 2008年から2009年にかけて、初めて全曲演奏に取り組

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  • Interview with Lee Lang. イ・ランの、型破りな音楽の作り方。 | feature | HOUYHNHNM(フイナム)

    コミック作家で映像作家でシンガー・ソングライター。そんな多彩な才能を発揮して、韓国のアート/音楽シーンで注目を集めているのがイ・ランだ。天性のソングライティング・センスとウィットに富んだ歌詞は高い評価を受け、デビュー・アルバム『ヨンヨンスン』は音楽誌だけではなく、『GQ』『NYLON』『Harpers Bazaar』『Cosmopolitan』など数多くの雑誌に取り上げられて、彼女は一躍、時の人となった。これまで何度も来日して、柴田聡子、王舟、Alfred Beach Sandalなどと共演してきた彼女は、日のインディー・シーンと親交が厚く日でもイ・ラン・ファンが急増中。『神様ごっこ』と『ヨンヨンスン』の日盤もリリースし、いまではすっかり日語が上達した彼女は、通訳を介さずにそのユニークなキャリアや音楽に対する自由な向き合い方についてたっぷり語ってくれた。 Photo_Mitch N

    Interview with Lee Lang. イ・ランの、型破りな音楽の作り方。 | feature | HOUYHNHNM(フイナム)