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書評に関するeveryloveryのブックマーク (49)

  • 言葉にならないものの豊かさ 養老孟司/『光の犬』松家仁之 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

  • 『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』水村 美苗(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「翻訳を切り口に国語の成立をたどる」 東京育ちで、両親も、その親も東京の人で田舎というものを持ったことのない私には、方言で育った人が標準語をしゃべるときの違和感は実感としてわからない。でも英語を話しているときは、それに似たものを思いっきり味わう。 英語は何事もはっきり言い切ることを求める言語で、曖昧さをゆるさない。そう思わない部分が少しあったとしても、「そう思います」と答えることで相手とのコミュニケーションがころがっていく。言い切った直後は日語で思い惑っていた自分を裏切ったような後ろめたさを感じるが、何度かそういう場面を繰り返すうちに、英語で話している人格が調子づいてきて、しれっと言い切れるようになる。ある言語を使うことは、その言葉がもっている論理や感情や感覚に入っていくことなのだ。 ビジネスが目的なら、割り切れる言葉で言うほうが商談がスムーズになるだろう。学問の世

    『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』水村 美苗(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『日本語が亡びるとき』水村美苗(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「「帰国」を説明する」 依然として書店の平積みコーナーを占拠し続ける書。つい最近も「ユリイカ」で水村特集が組まれたりして、日文学と英語のかかわりにこんなみんなが関心を持つのは良いことであるなあ、と筆者などは職業柄つい軽薄に喜んでしまうのだが、実際に読んでみると、けっこう変なである。そして、たぶん、そこがこのの持ち味。 出だしは明らかに私小説である。 「ユリイカ」のインタビューでも話題になっているが、日での自律神経失調症に悩む生活から、アイオワ大ワークショップでのややすさんだ滞在生活へと話が展開するあたり、日語論や英語教育論とは無縁、むしろいつもの水村節を、さらにきわどく押し進めたような自虐の語りで、病の匂いが強く漂う。 ところがふつうに読んでいくと、それが一見冷静な現状分析に引き継がれ、日近代文学の誕生の過程、「国語」概念の発生、「普遍語」の支配といった

    『日本語が亡びるとき』水村美苗(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 感想――『なんとなく、クリスタル』 - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    よく行く古屋の書棚に、『なんクリ』(新潮文庫 定価320円)を発見しました。¥50でした。 現・長野県知事の田中康夫氏が大学生のころに書かれた作品で、’80年度文藝賞を受賞しています。今でも有名なわりには、だれも住んでいない古代都市みたいな名著ですよね? おれも、いまごろになって…。 チュチュとホァンホァンから生まれたトントンほどにはまだ出ていなかったようです。腹――。 みなさんご存知のように、この作品にはブランドがずらっと並んでいるなんて批評されています。書き出しから、こんな感じ。 「ベッドに寝たまま、手を伸ばして横のステレオをつけてみる。目覚めたばかりだから、ターン・テーブルにレコードを載せるのも、なんとなく億劫な気がしてしまう。/それで、FENにプリセットしたチューナーのボタンを押してみる。なんと朝から、ウィリー・ネルソンの『ムーンライト・イン・バーモント』が流れている。」 何も想

    感想――『なんとなく、クリスタル』 - ◆書く/読む/喋る/考える◆
  • 404 Blog Not Found:画評 - 短完漫画101冊

    2007年10月18日18:30 カテゴリ書評/画評/品評 画評 - 短完漫画101冊 や、やられたぁ 短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange それではこちらも。 闇雲にやっても面白くないので、ここで以下のルールをあらかじめ定めておく。 チート自重 - 例えば「アストロ球団」全5巻というのは、どうみても反則なのでナシ。ただし、文庫化で10巻以内に収まったものはOKとする。 過去に単独紹介したものは割愛 - たとえば「地球へ…」 「短くておもしろくて完結している漫画×たくさん」とかぶるのもなるべく避ける - 先行者にはそれなりに敬意を表して 別の機会に特集を組みたいので、単巻は避ける めんどいので思いつくまま順不同 これを100冊以上になるまで続ける それでは、行きます! デビルマン(全5巻) 永井豪 デビルマン 全人類必読。「これが!これが!俺

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  • 頭脳が癒されるマンガを買って、弾の財布を癒そう : 404 Blog Not Found

    2006年07月13日14:30 カテゴリ書評/画評/品評 頭脳が癒されるマンガを買って、弾の財布を癒そう Na+さんとこ経由で以下の企画を知ったので便乗。 TOPエンジニアが選ぶ「頭脳が癒されるマンガ」30冊/Tech総研 基準としては、リクナビもたださんもNa+さんも選んでないものをまず条件に。作品だけではなく作家も割愛したので、涙をのんで秋月りすや竹泉も入れてない。それにしてもみんな古いマンガばっか選んでいるというのが何とも。これも業界の地盤沈下の傍証なのかしらん。 アフター0 岡崎 二郎 癒し系の絵と物語なのに、科学技術考証がしっかりしている岡崎さんは超オススメの漫画家。ファンとしては寡作なのがちょっとつらいけど。元素番号118の超重希ガス「シージウム」がクラスレート化合物を作るというのを見てマイッタ(Xeとか見ればその可能性は大いにあり)。人口知能の名前がスキュイーズというのも

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  • #空気本_ - 小飼弾が選ぶ最強の100冊+1 : 404 Blog Not Found

    2009年10月22日15:30 カテゴリ弾書評/画評/品評 #空気_ - 小飼弾が選ぶ最強の100冊+1 やっとAmazonでも発売開始です。 空気を読むな、を読め。 小飼弾 「空気を読むな、を読め。」はなので、当然の紹介もしているのですが、残念ながらはクリックできません。 というわけで、同書の「小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」を以下にリンク化しておきます。 厳密には百冊ではなく百点。百というのはなかなか帯に短くたすきに長い数字なのですが、以下の観点で選別しました。 100というのは、なかなか難しい数です。全てを入れるには少なすぎ、ベストで決めるには多すぎる。ここでは今日危篤な私が明日死ぬとして、「404 Blog Not Found を継ぐ」と言った奇特な方に、「これ読んどけ」と100点渡すという状況を想定してみました。 リンクは、blogに言及があればそこに、なけ

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  • 書評 - SF入門用ベストテン : 404 Blog Not Found

    2007年03月28日04:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - SF入門用ベストテン こういうの、blogで解答できるようにしておいて欲しいよね。TBそのものは受け付けるのだけど、回答欄に反映されないとねえ。はてなアイデアには要望出しといたけど。 人力検索はてな - 【SF小説SFの世界に飛び込もうとしている私に入門用べストテン (別に10でなくてもいいです)を教えてください。 名作というよりは、古典・定番・有名とか元ネタにな.. SFの世界に飛び込もうとしている私に入門用べストテン(別に10でなくてもいいです)を教えてください。Matzにっき(2007-03-14)最近はすっかりを読まなくなったけど(マンガは見てるか)、 SFってのはエンジニアの基礎体力として重要だと思うな。 これに禿同なので。 そもそも、SFというと10冊というのはあまりに少ないというのが正直な感想。単一の

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  • 神作を超えた人作 - 画評 - イティハーサ : 404 Blog Not Found

    2007年12月28日05:00 カテゴリ書評/画評/品評 神作を超えた人作 - 画評 - イティハーサ 年末年始というのは、大作を読む絶好の機会でもある。 イティハーサ(文庫版全7巻) 水樹和佳子 そう、作のような。 作品を「 404 Blog Not Found:画評 - 短完漫画101冊」に入れてしまったのは、ずいぶん失礼なことだと反省している。罪滅ぼしをかねて改めて紹介しなおしておきたい。 作「イティハーサ」は、一言で無理矢理要約してしまえば、二元論の物語である。 女と、男。透�俟(トウコ)と、鷹野。 陽と陰。陽石(アカイシ)と陰石(カゲイシ) 正と、邪。透�俟と、夭�俟(ヨウコ)。 善と、悪。亞神と、威神。 光りと、闇。律尊と、鬼幽。 神々と、人々。神々と、戎士(ジュウシ)。 見ゆるものと、見えざるもの。不二(フジ)と、永久蛇(トワダ)。 平和と、発展。無有(ムウ)と、有蘇

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  • 『参謀は名を秘す―歴史に隠れた名補佐役たち』 - HONZ

    真の参謀とは何か いま軍師や兵法を仕事に生かそうとするが溢れているが、実際の参謀はどうだったのか。書では参謀や軍師達は、戦闘や外交において当にどれだけの仕事をしたのかを色をつけずに検証している。このため自慢話中心のビジネス書を読むくらいなら、書を読む事をオススメする。 参謀の仕事はトップに対しての情報収集・分析・複数提案であり、トップはこれらを判断し決定する役割だと著者は述べている。だが参謀が力を発揮しすぎてフロントに表れてはいけない。このパターンは国が滅びる危険性を多く含む。書では駿河国の今川義元における太原雪斎をその例としてあげている。雪斎は戦術以外にも外交に優れ、また戦闘時も前線に出撃し、風貌は弁慶の如く派手であり大名さながらに指揮をした。義元は当主に推薦してくれたこの僧に対して恩があり、制する事ができなかった。家臣の間には「雪斎様は出過ぎである」と不平不満が募る。 また一

    『参謀は名を秘す―歴史に隠れた名補佐役たち』 - HONZ
  • 当然?空前! - 書評 - 携帯電話はなぜつながるのか/第二版 : 404 Blog Not Found

    2012年03月01日17:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 当然?空前! - 書評 - 携帯電話はなぜつながるのか/第二版 献御礼2。 携帯電話はなぜつながるのか 第二版 中嶋信生・ 有田武美・ 樋口健一 初出2007.07.13; 2012.03.01 第二版に応じて加筆 ちょっと難しいけど、めっちゃ面白い。やはり技術啓蒙はこうでなくっちゃ。 書「携帯電話はなぜつながるのか」は、文字通り、携帯電話がつながる仕組みを初心者向けに、しかしプロでも納得する(であろう)ディテールで解説した。「プログラムはなぜ動くのか」をはじめとする、「日経BPの『なぜ』」シリーズ最新刊。 目次 第1章 「携帯電話」とは何だろう 第2章 携帯電話端末と無線基地局を無線でつなぐ 第3章 無線基地局を抜けてコア・ネットへ 第4章 電波で高速にデータを送る 第5章 IPネットを抜けてインターネット

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  • 地下資源から地上資源へ - 書評 - 科学と人間の不協和音 : 404 Blog Not Found

    2012年03月30日19:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 地下資源から地上資源へ - 書評 - 科学と人間の不協和音 編集部より献御礼。 科学と人間の不協和音 池内了 その時点でニコ生サイエンスの課題図書ということが決まっていたので、それまで書評を控えていたのだが、もっと早く書評しておけばよかったという気持ちも強い。幸いにして私が取り上げるまでもなく読まれているようで、池内ファンとしてはうれしい限りなのだけど。 書「科学と人間の不協和音」は、科学そのものに対して科学的な態度をとってきた、科学者として当然のはずが実は希有な科学者である著者による科学(者)批判。 著者の際立った特徴は、科学者という自らの職業をもその批判の対象としてることにある。このことは「疑似科学入門」のころから一貫しているが、東日大震災とそれによる福島第一原発の事故により、科学者批判は頂点に達したように

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  • 不合理性・不自由性・不条理性 - 書評 - 感性の限界 : 404 Blog Not Found

    2012年04月24日16:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 不合理性・不自由性・不条理性 - 書評 - 感性の限界 出版社より献御礼。 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性 高橋昌一郎 「限界シリーズ」の(おそらく)最終作にして、ついに献いただいた。 404 Blog Not Found:不可能性・不確定性・不完全性 - 書評 - 理性の限界 404 Blog Not Found:不可測性・不確実性・不可知性 - 書評 - 知性の限界 シリーズ中最もテツガク的かつブンケー的な名前を冠せられた書が、最もジツガク的かつリケー的な内容となっているのも、実にシリーズらしい。パラドックス。それこそ、三部作の存在意義なのだから。 書「感性の限界」は、「理性の限界」「知性の限界」と続いた「限界三部作」を締めくくるにふさわしい力作。 目次 - 感性の限界 不合理性・不自由性・

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  • 才能は誰のものか? - 書評 - 天才! 成功する人々の法則 : 404 Blog Not Found

    2009年05月11日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Art 才能は誰のものか? - 書評 - 天才! 成功する人々の法則 講談社青木様より献御礼。 天才!:成功する人々の法則 Malcolm Gladwell / 勝間和代訳 [原著:OUTLIERS] 初出2009.05.10; 販売開始まで更新 ゲラの段階から拝読したので、紹介するまで少し待ちくたびれてしまった。改めてになったものも手元に届いたので、「404 Blog Not Found:プロが独り立ちするためのたった一つの条件」で予告したとおり、やっと書評を上げられてほっとしている。 結論だけ言えば、才能というものに対し、少しでも「なにかしたい」という思いがある人は、必ず目を通すべき一冊である。[続きを読む]を押す前に注文しても後悔しないということは折り紙をつけさせていただく。 書「天才! 成功する人々の法則」の原題は"O

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  • 不可測性・不確実性・不可知性 - 書評 - 知性の限界 : 404 Blog Not Found

    2010年04月23日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 不可測性・不確実性・不可知性 - 書評 - 知性の限界 このつぶやきを見てソッコーニュー。 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性 高橋昌一郎 shinapple: @dankogai 高橋昌一郎著『理性の限界』の続編『知性の限界』が発売されてましたよ!今回も白熱のディベートが繰り広げられてまつ 前著「理性の限界」に勝るとも劣らないスゴ書の「おわりに」に私の書評が引用されているのがちょっぴり誇らしく、そしてそれ以上に激しく気恥ずかしい。 まったくすごい人もいるものだ。スノーの「二つの文化」をこれほど上手に架け橋する人を私は知らない。 書「知性の限界」は、名著「理性の限界」の続編。國學院大學文学部教授(!)という著者の職業を考えれば、むしろ編はこちらかも知れない。 目次 - 知性の限界 不可測性・不確実性・

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  • 不可能性・不確定性・不完全性 - 書評 - 理性の限界 : 404 Blog Not Found

    2009年01月21日12:15 カテゴリ書評/画評/品評Math 不可能性・不確定性・不完全性 - 書評 - 理性の限界 なんとも素晴らしい一冊。 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎 著者による「ゲーデルの哲学」も素晴らしかったけど、より「一般人も知っておくべき「不○×性」が、新書一冊に見事に収まっている。 書「理性の限界」は、まさにタイトルどおり、理性が理性であるがゆえに生じる限界--実は矛盾を、理性的に留まらず感性的にも、理系にとどまらず文系にも届く言葉でまとめた一冊。 目次 - 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎 講談社より 序章 理性の限界とは何か 第1章 選択の限界 投票のパラドックス / アロウの不可能性定理 囚人のジレンマ / 合理的選択の限界と可能性 第2章 科学の限界 科学とは何か / ハイゼンベルクの不確定性原理 EPRパラドック

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  • 『第三次産業革命』を支える5つの柱 - HONZ

    書の中身のすべてが肯んじられるものではないが、一読する価値は多いにある。 このまま気候変動の危機が続き、大量破壊兵器が拡散すれば、人類が完全に絶滅する可能性がある,という測り知れない地球と人類への危機感からスタートとしている。描かれている危機感もビジョンも日常生活から想像するには巨大すぎて、圧倒される。 そもそも何度目の革命だ、突っ込みを入れたくなる方もいるだろう。何が革命で何が革命でないかの定義は、学者の間で議論が続いているようで、定義はその議論の結果に期待するとして、とりわけ産業革命に集中したい。もちろん産業革命の定義にも様々あるが、仮説として「新しいコミュニケーションと新しいエネルギーが結びつき、一体となったときに起きている」と著者は考えている。第一次産業革命は印刷術と石炭を基盤とした蒸気機関の登場で、第ニ次産業革命は電話やテレビ・ラジオなど電気通信技術と石油を利用した内燃機関が発

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  • 作品から商品へ - 書評 - 職業としてのAV女優 : 404 Blog Not Found

    2012年06月12日20:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 作品から商品へ - 書評 - 職業としてのAV女優 出版社より献御礼。 職業としてのAV女優 中村淳彦 P. 237 おわりに 書はAV女優でもしようかな?と思っている女性や、娘を持つ親達に読んでほしい。 私はまさに後者に該当するのだが、まったくもってその通り。 これだけ「おいしくない」仕事、滅多にないのではないか。 書「職業としてのAV女優」は、就活入門ではない。書はAV女優になった後の話である。どれくらい稼げるのか。どれくらい続けられるのか。そして辞めた後どうなるのか… その実態は、私の想像以上に「市場成熟後の普通の人気稼業」であった。 オビより 日当3万円、倍率25倍、年齢不問 つまり、漫画家や作家と同じ。希望者は山ほどおり、デビューしても持続可能性に対する保証は一切ない。金の必要に迫られてやむにやまれずやるも

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  • プロが独り立ちするためのたった一つの条件 : 404 Blog Not Found

    2009年04月24日12:00 カテゴリArt プロが独り立ちするためのたった一つの条件 というわけで、期待にお答え。 新人プログラマーがプロのプログラマーとして独り立ちするための7つの条件 - ハックルベリーに会いに行く はてなブックマーク - 新人プログラマーがプロのプログラマーとして独り立ちするための7つの条件 - ハックルベリーに会いに行く s/プログラマー/プロ/g しても使えます。 天才!:成功する人々の法則 Malcolm Gladwell / 勝間和代訳 [原著:OUTLIERS] 一万時間続けよ なんと簡単で、なんと難しい条件。 これを指摘しているのが、Gladwell の"OUTLIER"。邦訳は5月13日発売なので、詳評はもう少し後に上げる予定なのだけど、あえて一言でまとめると、「才能は、授かるものではなく培うものだ」ということ。そして、その「天才」が独り立ちできる

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  • 『進化論の何が問題か』 新刊超速レビュー - HONZ

    書の主役は、『利己的な遺伝子』のリチャード・ドーキンスと『ワンダフル・ライフ』のスティーブン・J・グールド。言わずと知れたサイエンス界における大ベストセラー作家であり、研究者でもある2人は互いの著作を巡って激しく議論を闘わせていた。そのものズバリのタイトル、『ドーキンスVSグールド』というも出版されている程に白熱した論争である。書はこの2人の生い立ちからその理論、更には論争のポイントを振り返りながら、“進化論の進化”を辿る一冊となっている。 英国上位中流階級家庭に生まれたドーキンスとニューヨークのユダヤ系アメリカ人家庭に生まれたグールド。15歳までは非常に信心深く、寄宿舎学校では礼拝堂に忍び込んでまで祈りを捧げていたにも関わらず、『神は妄想である』というを出すまでに至ったドーキンスと科学と宗教の(教導権が異なるゆえの)共存を訴えたグールド。生物そのものよりもその裏側にある普遍的な原

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