コミック作家で映像作家でシンガー・ソングライター。そんな多彩な才能を発揮して、韓国のアート/音楽シーンで注目を集めているのがイ・ランだ。天性のソングライティング・センスとウィットに富んだ歌詞は高い評価を受け、デビュー・アルバム『ヨンヨンスン』は音楽誌だけではなく、『GQ』『NYLON』『Harpers Bazaar』『Cosmopolitan』など数多くの雑誌に取り上げられて、彼女は一躍、時の人となった。これまで何度も来日して、柴田聡子、王舟、Alfred Beach Sandalなどと共演してきた彼女は、日本のインディー・シーンと親交が厚く日本でもイ・ラン・ファンが急増中。『神様ごっこ』と『ヨンヨンスン』の日本盤もリリースし、いまではすっかり日本語が上達した彼女は、通訳を介さずにそのユニークなキャリアや音楽に対する自由な向き合い方についてたっぷり語ってくれた。 Photo_Mitch N