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音楽と芸術に関するeveryloveryのブックマーク (3)

  • interview「世界の日本のピアニスト」-内田光子  ~ショパン創刊号より

    ―内田光子 現在のレパートリーについて ほとんどロンドンで生活されていて、日には年に数回しかお帰りにならない、そのちょうど日にいらっしゃる時にお訪ねできて、とてもラッキーでした。でもまたすぐにロンドンに戻られるのでしょう? 「LPのレコーディングがあったりして、ね。モーツァルトのソナタ4曲とロンド、幻想曲などをロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで収録して、フォノグラム・インタナショナルで6月かな、世界中で一斉発売するんですって。もちろん日でも。で、それとほぼ同じ内容のプログラムで、東京と大阪でリサイタルを開く予定。……そうなのよね、最近ずっとモーツァルトのピアノ・ソナタの連続演奏会で、ソナタ18曲弾いてるわけでしょ、コンツェルト21曲弾くわけでしょ。ウーン、モーツァルトとまあシューベルトが中心で、そのシューベルトいちばん弾きたいんだけど少しおあずけだったりして……。自分なりに他のもの

  • カヒミ カリィさんインタビュー (2)

    --- 結婚・出産を経験されて、表現するメッセージに何か変化はありますか。 妊娠をすると味覚が変わるとか嗅覚が鋭くなるとは聞いていましたが、感覚が鋭くなる代わりに、頭の回転がすごく遅くなって、とっても驚いたんです。 考えたり、感じることはいっぱいあるのに、それを言葉で表現するのが難しくなって、すごく能的になったんです。 子どもの頃から、悩み性というか心配性なところがあったんですね。でも、妊娠している10ヶ月の間、悩みたくても悩めない頭になって、そういうグルグルした思考が止まったんですよね。それがすごく気持ちよかったんです。 悩めないってすごくシンプルで、悩むべきことじゃないことに悩んでいた自分を知ったというか、悩むコツ、ハッピーに生きるコツを体がわかったような気がするんです。 表現したいものについても、いままでよりも、もっと大きなものになったというか。 今までは気づかなかったようなデリケ

  • 「村上春樹による小澤征爾インタビュー」はどこが凄いのか?

    この年末年始に読むべきを1冊だけ挙げるとしたら『小澤征爾さんと、音楽について話をする』というタイトルで新潮社から出ている、小澤征爾氏に対する村上春樹氏によるインタビューを推薦したいと思います。インタビューを活字にしたという変則な作りのではありますが、期待した以上の内容であり読み応え十分でした。 まず驚いたのは村上氏のインタビューの姿勢です。一定程度の音楽の知識を前提としつつも、数多くの音楽ファンの「平均的な視点」から一切ブレることなく、適切な質問と反応を繰り出してくる、まるでプロのインタビューアーのような、最上のプロフェッショナリズムがそこには感じられました。 一連の「世界との距離感(デタッチメント)」を描いた小説群から、「ねじまき鳥」を転回点として、オウム事件の被害者と加害者の双方の取材などを通じて「他者との、そして世界との関わり(コミットメント)」へと創作の姿勢を移しつつあるという

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