「週刊文春」8月3日発売号では、馬場氏が今年4月の統一地方選挙を巡り、池田克史堺市議(当時)に対し、「公認は僕の権限や! 理由なんか無かってもええねん」などと述べていた音声データについて報道。実際に、池田氏には公認が下りなかった。池田氏は取材に対し、馬場氏によるハラスメント行為だった旨を認めていた。 夏の特大号の小誌記事 さらに、「週刊文春」8月10日発売号で報じたのが、社会福祉法人の“乗っ取り疑惑”だ。馬場事務所が、独身で身寄りがなく、認知機能の低下が目立つ西氏を老人ホームに入居させ、法人および個人の財産も管理していたのだ。馬場氏は今年6月25日付でドレミ福祉会の新理事長に、馬場氏の公設第一秘書は理事に就任。一方、西氏は同日付で理事長を退任させられていた。 認知症患者の財産管理については事件化するケースも多く、成年後見制度など公的な枠組みを利用することが推奨されている。しかし、「週刊文春