新型コロナに関するデマやトンデモ説、陰謀論が喧(かまびす)しい。いまのところ複数の専門家による推測では、新型コロナの発生源はある種の動物を媒介としたものとされているが、詳細な特定には至っていない。そんな中でも保守系雑誌や日刊紙から発信される新型コロナウイルス=生物兵器(人工ウイルス)説が大手を振って駆け抜けている。 専門家がいくらトンデモと否定しても、この説は今や、まるで真実のように保守界隈内を闊歩している。このような発信は、今次の新型コロナ禍への間違った認識を深めるばかりか、流言飛語の温床になっていることは論を待たない。本稿では保守系雑誌として『正論』(産経新聞出版)を超える勢力となった『WiLL』(ワック出版社)、『Hanada』(飛鳥新社)の最新号を中心に、保守派による「新型コロナは生物兵器」というトンデモを検証していきたい。 1】「武漢の生物兵器研究所から流失」というトンデモが定説
<ざっくり言うと> 百田尚樹は「私は伊藤詩織氏を誹謗中傷したことはない」と言っているが、過去のツイートを見ると誹謗中傷としか言えない発言をしている。百田尚樹は「強姦があったかどうかなんて一言も言ったことがない」と言っているが、過去のツイートで「常識的に見て、強姦は有り得ないと思える」と発言している。百田尚樹は「山口さんの行動にはミスがいくつもある」と発言。百田にとって、山口敬之の取った行動はただの「ミス」である。百田の言う「ミス」の内容は、「泥酔した面倒くさい女を部屋に入れてナマでセックスをしてしまったこと」というものである。百田尚樹は今回の問題を「外野から見てると面白い」と発言。今回のようなセカンドレイプが許されない「美しい国」を作らねばならない。 目次 「伊藤詩織さんを中傷していない」という嘘 「強姦があったかどうかなんて一言も言っていない」という嘘 山口敬之の行為を「ミス」と呼ぶ百田
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