二階氏の挑発に屈した枝野氏 国会は16日、150日の会期を終え閉会する。立憲民主など野党4党は閉会前日に内閣不信任決議案を出したが与党などはこれを否決、菅首相はただちに解散はしなかった。 内閣不信任決議案が否決された瞬間の菅首相 この記事の画像(5枚) コロナ禍での政争は国民に嫌われるし、選挙での勝算もない現状で不信任案を出しにくいのはわかる。しかし自民党の二階幹事長に「不信任が出たら直ちに解散だ」と挑発され、5月の時点で枝野さんが「出さない」と言ってしまったのは痛恨のミスだった。 この弱気発言に野党内から批判が出たため軌道修正し、結局出したのだが、キレの悪い刀をのど元に突き付けられても怖くはない。会期末は菅首相のG7サミット出席とも重なり、盛り上がらぬままの閉会となった。 野党4党が共同で内閣不信任案を提出 若者のワクチン接種も始まる コロナワクチンは高齢者の接種が進み、64歳以下の人で