森友学園への国有地売却問題を巡り、大阪第1検察審査会へ審査の申し立てに向かう神戸学院大の上脇博之教授(手前右)ら=5日午前、大阪市 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で神戸学院大の上脇博之教授らは5日、大阪地検特捜部が佐川宣寿前国税庁長官らを不起訴にしたのは不服として、大阪第1検察審査会に審査を申し立てた。 4日には市民団体「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」が審査申立書を郵送。大阪府豊中市の木村真市議も14日、審査申し立てをする見通し。 申し立て後に大阪市内で記者会見を開いた上脇教授は「公開の法廷で真実、全容を明らかにしていただくよう、起訴を求める議決をしてほしい」と述べた。一緒に申し立てた阪口徳雄弁護士は「不起訴処分のままでは、本件はうやむやになってしまう」と訴えた。