建築確認申請で便宜＝業者から金銭受け取る－都内の国指定検査機関：時事ドットコム建築確認申請で便宜＝業者から金銭受け取る－都内の国指定検査機関 2019年09月24日07時25分 建物を建てる際に建築基準法に適合しているか審査する確認検査制度をめぐり、東京都町田市にある国指定の確認検査機関の役員が特定の住宅会社から金銭を受け取り、申請書類の代筆など便宜を図っていたことが２３日、複数の関係者への取材で分かった。 検査機関の役員らは建築基準法で公務員に準じる立場とされる。国土交通省も町田市の検査機関役員と住宅会社の関係を把握しており、検査業務での不適当な行為は行政処分の理由に該当する可能性がある。 関係者らによると、町田市の検査機関の４０代男性役員は２０１５年９月～１６年７月ごろ、横浜市の住宅会社が建てる複数の物件の確認検査申請について、本来は同社が作成すべき申請書類を代筆し、工期に合わせて審査がスムーズに進むよう便宜を図っていた。この間、同社側からは毎月約１０万～２０万
