正気なのか――。オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚ら7人の死刑が執行される前日の5日夜、安倍首相が、執行を命令した上川陽子法相らと共に赤ら顔で乾杯していたことが発覚した。ネット上で批判が噴出している。 安倍首相は同日夜、東京・赤坂の議員宿舎で開かれた自民党議員との懇親会に出席。上川法相や岸田文雄政調会長ら40人超と親睦を深めた。 この時の様子を、同席した片山さつき参院議員が写真付きでツイッターに投稿。〈総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!〉と呟いている。 写真では、上川法相の隣で破顔一笑の安倍首相。とても、死刑執行前夜とは思えない。 さすがに、片山議員のツイッターには、〈どういう神経でどんちゃん騒ぎができるのか〉〈普通は気が沈んで口が重くなる〉〈ゾッとする〉と批判の声が寄せられている。 安倍首相と上川法相は一体、どんな気分だったのか。翌日、7人を処刑するのに酒を片手に笑顔、笑顔とは……この
NHK昼ニュースで驚いたのは、「本日午前7時ごろ、死刑執行に立ち会うために東京拘置所に入る東京地検の係官数人」を映像でとらえていたこと。メディア(少なくともNHK)は前夜に執行予定をサウンドされていたのか。
7名という執行人数からリアルタイムの報道と、異例づくめのオウム死刑執行。特に問題なのは、法務省が執行手続等の情報を故意にリークして生放送を仕向けている点。オウムによる数多の残虐な犯罪行為は決して許されないが、死刑をショーにするというのは法治国家として有るまじき態度。信じられない。
だいたいどんな凶悪事件の死刑執行でも、死刑執行終わった後に、立会いの弁護士とかが発表したり、アムネスティーとかの人権団体が執行の情報を遺族から聞いてから、メディアに流れるのが通例。 「これから執行しますねー」なんて報道は、異例すぎる。
法務省は6日、1995年3月の地下鉄サリン事件など計13事件で27人を死なせたとして有罪が確定した、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)の死刑を執行した、と発表した。他に6人の元幹部の執行も行った。一連の事件では13人の元教団幹部の死刑が確定しており、執行は初めて。 松本死刑囚の死刑は東京拘置所で執行された。2006年に死刑が確定しており、12年を経ての執行となった。他に執行されたのは早川紀代秀(68)=福岡拘置所=、井上嘉浩(48)、新実智光(54)=ともに大阪拘置所=、土谷正実(53)=東京拘置所=、中川智正(55)=広島拘置所=、遠藤誠一(58)=東京拘置所=の各死刑囚。 刑事訴訟法は「確定から6カ月以内」に法務相が執行を命じなければならないとするが、共犯とされた被告の裁判が続いている間は執行を避ける傾向にある。松本死刑囚の判決確定後も元信徒らの公判が続いていたが
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