阪神・淡路大震災以降、災害続きの日本に定着してきた「災害ボランティア」。ところが能登半島地震の直後、石川県などが能登への「不要不急の移動」をしないよう呼びかけたことをきっかけに、現地に向かうボランティアを責める「自粛論」が交流サイト(SNS)で広まり、人手不足はなお続く。自粛論はなぜ起きたのか。自主性を押し込め、ボランティアを統制しようとする社会の意識は、支援の思いまでそいでいないか。(山田祐一郎、宮畑譲)
木原防衛大臣は能登半島地震の被災者を激励するため、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」を被災地上空で飛行させる考えを示しました。木原稔 防衛大臣「被災者を元気づける1つの方法として、能…
まず1月22日の『初動を検証する』(「1・1大震災 日本海側からのSOS」第2章(13))。 見出しで『揺れを共有していない知事』『怖さ語れぬ県民の代表』と書いてきた。 《元日の午後4時10分、「あの揺れ」を馳浩知事は少しも体験していない。休暇で東京の自宅にいたからだ。》(北國新聞) 専門家が問題視したこと このあと、震災の揺れを被災者と「共有」していない馳知事はどう被災地に寄り添い、震災対応の指揮を執ってきたのかと続く。翌日の記事では阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」のセンター長を務める河田惠昭氏に話を聞いている。河田氏は馳知事が元日の発災時に都内の自宅にいたことについて「今回は仕方なかった」と一定の理解を示したあと、むしろ別のことを問題視した。 それは石川県の「丸投げ」感だ(1月24日)。石川県が国に提出した能登半島地震の被災地支援に関する要望書を見ると、熊本地震の際に熊本県
【読売新聞】 能登半島地震で、日本法医学会は、所属する医師19人が検案した犠牲者131人の死因をまとめた。家屋倒壊による圧迫死が7割近くを占めた一方で、低体温による死亡も16%に上った。家屋の下敷きになって避難ができず、寒さで体温を
陸自UH60ヘリを能登地震で投入 昨年の墜落事故後、初の任務飛行―防衛省 2024年01月08日22時53分 UH60JAヘリコプター 防衛省は8日、昨年4月に沖縄・宮古島周辺で10人が死亡した墜落事故以来、任務飛行を停止していた陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターを能登半島地震の災害派遣任務に参加させると発表した。9日以降、主に海自の輸送艦「おおすみ」から、孤立地域などへの物資輸送を担う予定。 〔写真特集〕世界の軍用ヘリコプター 陸自UH60JA 陸自は事故を受け、災害派遣や急患搬送を除く飛行を停止。昨年6月末に訓練飛行を再開したが、災害派遣などの任務飛行は未実施だった。 防衛省は十分な安全点検を終え、訓練再開後も不具合がないことや、狭い場所や艦艇への着陸がしやすく、積載量が多い同機が必要と判断した。まず陸自明野駐屯地(三重県)の2機を派遣し、必要に応じて追加する。 社会 台風・大雨・地
こういう時は、実際に現地を見ないと分からないものです。 今、大地震があった能登半島では「他県の迷惑なボランティアが殺到して渋滞を起こし、緊急車両の妨げになっている」と言われており、馳浩知事をはじめ、「石川には行くな!」の大合唱となっています。しかも、現地を見たわけでもないネトウヨ系のバカどもが、現地でボランティアしてきた人たちに「石川には行くなと言われてるだろ!」と吠え、何か良いことをしている気になっているので、この言説がどんどん広がり、現実とのギャップはますます大きくなっています。 ■ そもそもボランティアなんて滅多にいない1月6日午後3時頃の能登方面に向かう「能登里山海道」の様子 まず、ネット上で流布されている話と、実際に起こっていることは全然違います。この3連休は、金沢から能登方面に向かう主要道路である「能登里山海道」を含め、ほとんどの道路で渋滞は起こっていませんでした。地元紙が渋滞
岸田首相は、5日午後、経済3団体の新年会に出席した。冒頭まっさきに言及したのは「賃上げ」だった。「昨年30年ぶりの水準となった賃上げ、投資、株価ですが、政府としてはこの流れを決して後戻りさせることなく確かなものにしていくためにあらゆる手立てを尽くしていく」として、2024年の賃上げ実現への意欲を示した。 さらに集まった経済3団体の経営者らに対し「物価上昇を上回る所得増を実現しなければなりません。力強い賃上げを実現していただくよう、様々な機会に経済界の皆様にご協力をお願いしている」と述べ、財界に対し、力強い賃上げの実現を要請した。 また、企業人材について「野球における大谷翔平選手のように、最初から世界レベルの志を持って活躍するグローバル経営者、スタートアップ企業経営者人材が日本でもどんどん増えている、心強く思っている」との考えを示し、積み重ねてきた取り組みを形にしていくことに力を尽くすと強調
Published 2024/01/05 18:26 (JST) Updated 2024/01/05 18:40 (JST) 能登半島地震で300人以上が避難する石川県珠洲市立緑丘中には5日、震災後初めて水や食料品などの物資を載せた陸上自衛隊の車両が到着した。「やっと来たぞー」。被災者は歓声を上げ、避難所に運び込んだ。 運営に当たる市の男性職員は「これまではボランティアが提供した食品や避難者が自宅から持ち寄った餅などでしのいでいた。ようやく物資が届き始めた」と安堵。陸自隊員は「市内の孤立地域にもヘリコプターで運んでいる」と話した。 この避難所には電気が通り、ストーブやエアコンなどの暖房器具も使えるが、夜の寒さを訴える人は多い。無職の女性(69)は「週末から雪が降る予報で、冷え込みが心配だ」と語った。
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