最終回ネタバレ注意 ほうぼうから「考察は無用」と言われてきたシュールギャグアニメが無事に最終回を迎えた。 このアニメが大人気になったのには様々な理由があると思う。大人気声優を起用したとか、OPやEDの中毒性が高かったとか、六つ子が個性化したのがよかったとか。 私は、このアニメにおいて一番ウケた要因は「ありえないほど穏やかな一家団欒を描いたから」だと思う。 だって、普通こんな楽しい生活ありえない。8人家族、成人男性のニートが6人。現実世界だったら目も当てられないくらい荒んでいる。家の中はもっと散らかっていて汚いだろうし、家族間はギスギスしているはずだ。 けど、松野家の六つ子は実にのんきにたのしく日々を過ごしていた。将来を憂うことなく、過去を悔やむこともなく、何か重い責任感に押しつぶされることなく、ギャンブルして逆ナン待ちしてライブ行って猫と戯れて素振りしてスマホいじくって1日が終わる。チョロ