5回を終え、グラウンド整備中に水分補給をする巨人の原辰徳監督=2022年8月24日、東京ドーム - 写真=時事通信フォト 今シーズン、巨人はセ・リーグ5位(9月14日現在)と低迷している。巨人OBの広岡達朗さんは「生え抜きの選手を育てず、他球団の主力選手をかき集めてきたツケが回ってきたといえる。今のチーム作りでは、再び巨人に黄金期が来ることは絶対にない」という――。(第2回) 【写真】巨人二軍の本拠地であるジャイアンツ球場 ※本稿は、広岡達朗『巨人が勝てない7つの理由』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。 ■原監督は自ら引責辞任するのが当然だ 昨季は巨人がセ・リーグ3連覇を逃し、日本シリーズで9年ぶりの日本一に挑戦することもできなかった。原辰徳監督にとっては、最悪のシーズンで3年契約の幕を閉じたわけだ。 それでも巨人は新たに原と3年契約を更新した。投打不振のなかでなんとかCS(クライマッ
各チームの残り試合数も10試合前後となり、最終局面に差し掛かったペナントレース。そんななか、“場外”で思わぬ注目を集めてしまっている選手が、読売ジャイアンツの坂本勇人(33)だ。 「9月10日に『文春オンライン』が坂本選手の“中絶トラブル”を報じました。継続的に肉体関係を持っていた20代女性への次第に性的な要求をエスカレートさせ、避妊もせずに性行為を行い、アフターピルの使用をすすめていたそうです。さらに女性が妊娠すると、『おろすならおろすで早い方がいい』と中絶まで求め、ショックを受けた女性は鬱病を患ったそうです」(週刊誌記者) 女性への酷い所業が報じられると、ネット上では坂本への批判が殺到。しかし球団は「文春オンライン」の取材に対して事実と認め、女性と示談したことを明かしたものの、坂本を処分しなかったどころか、行為への見解にも返答しなかった。 ダンマリだったのは、チームを率いる原辰徳監督(
9月11日に行われた広島東洋カープ戦で勝利をおさめた読売ジャイアンツ。大きく貢献したのが坂本勇人選手(33)だ。この日「2番・ショート」で先発出場した坂本は、1回、5回でヒットを放ち、6回には適時打で6点目をもたらした。また2カ月ぶりの猛打賞も記録し、通算猛打賞記録も歴代7位の「177」とした。 【写真あり】原監督の結婚式に参加した三浦友和と百恵さん 大活躍の坂本選手だが、前日の10日、「文春オンライン」が耳を疑うような醜聞を報じた。記事によると、数年前に飲み会を通じて知り合った20代女性と継続的に肉体関係を持つようになった坂本選手。最初は良好な関係を築いていたが、次第に性的な要求をエスカレートさせるように。 そして、避妊もせず性行為をし、アフターピルの使用を勧めたばかりか、女性が妊娠すると、「おろすならおろすで早いほうがいいやろ」などと悪びれることなく中絶を求めたという。 その結果、女性
巨人が弱い。 20日のヤクルト戦で新加入のクロールが村上に32号3ランを浴びるなど、コロナ感染で主力の大半を欠く手負いのヤクルトに連敗。4カード連続負け越しとなった。 【写真】清原和博が「カタギに見えない」…巨人キャンプ訪問姿に球場騒然(2014年) 20日現在、45勝50敗1分けの借金5となり、2006年以来16年ぶりにリーグ最速で50敗に到達。18年以来4年ぶりとなる球宴前の借金ターンが決まった。巨人の借金5は18年10月以来4年ぶり。今月6試合を残し、5月から3カ月連続の月間負け越しも決まった。 チームが4年ぶりの5位に沈む中、原辰徳監督(63)はこの日の試合前に東京・大手町の読売新聞東京本社を訪問。山口寿一オーナー(65)に前半戦の報告を行い、「オーナーは親身になって見てくださっている。いいところ、足りないところも含めていい話ができた。シーズン前に補強は外国人だけ。あとは自軍の選手
球団の長い歴史上、「最速」だそうだ。 26日に自力優勝の可能性が消滅した巨人。2リーグ制後、自力Vが6月中に消滅したのは、2003年6月27日の1度しかない。日付では2リーグ制後の最速消滅の赤っ恥に、原辰徳監督(63)は「やっぱりベストを尽くすだけだから」と言うしかなかった。 【写真】清原和博が「カタギに見えない」…巨人キャンプ訪問姿に球場騒然 ■ヤクルトとの差を縮める材料が見当たらない 首位ヤクルトとの24日からの3連戦がヤマだった。初戦は13年ぶりの16失点を喫する歴史的惨敗。2戦目は12年ぶりの6本塁打で3年ぶりの19得点を奪ったものの、3戦目はノーガードの打ち合いとなって10-11。1勝2敗に終わった。この3連戦でヤクルトの主砲・村上に3発を浴び、計9打点を許した。三冠王も視野に入れる昨季のセ・リーグMVP男にめった打ちにされ、ゲーム差は再び11に開いた。 巨人は5カード連続の負け
■オリックス 10ー2 巨人(オープン戦・12日・京セラドーム) 巨人は12日、京セラドーム大阪でのオリックスとのオープン戦に2-10で敗れた。5日の日本ハム戦から6連敗。最下位に転落した。開幕が迫る中、不安の募る内容となった。 【実際の映像】マウンド付近に凡フライがポトリ… 巨人の“お見合い”拙守シーン 2回に先頭の中田がバックスクリーン左にオープン戦2号ソロを放って先制したものの、3回には山崎伊が宗に逆転の2点タイムリーを許した。4回1死一塁では中川に適時三塁打を浴び、さらに2点差に突き放された。 6回には小林が左翼へのソロを放って再び1点差に。この日、3打数3安打と正捕手争いに向けて猛アピールをしたが、チームの勝利にはつながらず。直後のその裏に2番手の今村が2死満塁から若月に2点適時打を許し、突き放された。さらに7回にも3番手のデラロサが1失点を喫した。 ビエイラが登板した8回には、
現役監督最多の1152勝を誇る名将がリスタートを切る。 原辰徳監督は2019年からの3年契約を終え、新たに3年契約を締結。22年は通算16年目の指揮となる。 【プロ野球】12球団人気マスコットランキング、1位はつば九郎?ドアラ? 12月8日に東京・両国国技館で行われたファン感謝イベントでは「来季(22年)も監督として、全身全霊をもって戦って参ります。この中から12球団1、2(を争う)、代表する選手が出ることを望み、選手たちもそれを目標に戦い抜きます」とファンに約束。若手の台頭を期待した。 リーグ3連覇、9年ぶりの日本一を目指した21年は大失速が響いた。シーズン序盤から主力選手や新外国人選手が故障などで相次いで離脱し、オーダーを固定できず。後半戦は先発投手不足による中4~5日ローテーションも敢行された。 9月は首位で迎えたが、球団28年ぶりの「9試合連続2点以下」や「22試合連続で先発投手に
原巨人の補強の行方は…。リーグ3位に終わった巨人では今オフに引退選手を含め、大量20選手が自由契約となった。これで支配下登録上限の70人まで埋めたシーズンから一転、超スリム化で一時的に50人まで激減した。ドラフトで新人7選手が加わるが、ドラスティックな展開に球界内からは「大丈夫なの?」との声も上がり、原辰徳監督(63)の手腕が注目されている。 【写真】巨人ドラ4 東海大相模・石田隼都 終盤に失速し、優勝戦線から脱落した2021年。原監督は来季に向けて強化すべき点について、シーズン後にこう指摘した。 「〝新戦力〟を加えるということが大事なことでしょうね。今のメンバーの底上げはもちろん(必要)だけどね。ドラフト、あるいは外国人。まあ、FAなのかという部分というのはまだ分からない。現在のケガ人も含めて」 原監督が語った「新戦力」とは、外部から迎える戦力ばかりでなく、手術明けなどの理由で一軍未登板
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