次の記事 ソニー、Blu-rayディスクなしのプレステ開発を検討 - 結局見送りに(WSJ報道) 2012.05.31 ソニーが「PlayStation 3」(PS3)に続く次世代のゲーム端末に関し、本体に光学ドライブを搭載せず、ダウンロードのみでゲームタイトルを販売する案を検討していたものの、いくつかの問題に対する懸念から結局この案を見送ったとWSJが報じ、一部のブログなどで話題になっている。 WSJでは、関係者の話として、ゲームユーザーの間でゲームソフト/アプリのオンライン購入が定着しつつある流れを受け、ソニーでもソフトのダウンロード販売に限定したゲーム端末の開発を検討していたと伝えている。しかし、大量のデータを含む据え置き型ゲーム向けソフトの配信に必要とされる高速なインターネット接続環境が現時点では世界的に整っているとはいえないと判断し、このアイディアを見送ることになったという。また
ソニーは、次世代薄型テレビの主力となるとみられている有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビの生産を終了した。 業務用モニターの販売は続けるが、家庭向けは液晶テレビに集約する。一方、韓国メーカーは家庭向け大型有機ELテレビの販売を強化する。テレビ事業を巡る日本勢の苦境が鮮明になった。 ソニーは2007年に世界初となる有機ELテレビを発売。液晶テレビやプラズマテレビより画像が鮮明で、パネルの厚みも3ミリと薄く、「技術のソニー」の復活を象徴する商品といわれた。小型でも1台約20万円と高額ながら、発売当初は注文が殺到した。 ソニーは日本メーカーでは唯一、有機ELテレビを製造してきたが、その後の業績不振も背景に、設備投資を抑えていた。このため、韓国勢に対してコスト面や画像の大型化を巡る競争で劣勢に立っていた。 ソニーは10年に国内販売を終了したが、欧米向け輸出は続けていた。今後は放送局などで使
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