スマホでWi-Fiに接続するとき、電波が「〇〇-A」と「〇〇-G」の2つが表示されていることがある。実はこれ、Wi-Fiの「2.4GHz」か「5GHz」のどちらの周波数帯に接続するかということなのだが、そもそも「2.4GHz」か「5GHz」って何なのだろうか? そこで今回は、Wi-Fiの「2.4GHz」と「5GHz」の基本と、どちらに接続すべきか解説しよう。 Wi-Fiには大きく分けて2つの周波数帯がある! スマホやパソコンで自宅や会社などのWi-Fi(無線LAN)に接続しようとすると、Wi-FiのSSID(電波)が「〇〇-A」と「〇〇-G」の2つが表示されることがある。 同じWi-Fiなのにどうして2種類もあるのか不思議に思った人も多いだろう。これって、いったいどっちにつなげばいいの? そもそも、Wi-Fiの規格は「IEEE802.11」というもので、「IEEE」は世界標準規格を策定する
米IEEEは現在、新しい無線LAN規格「IEEE 802.11be」の策定作業を進めている。ちまたでは「Wi-Fi 7」とも呼ばれるこの規格は、現時点において「Draft 3.0」という暫定版となっており、2024年秋をめどに正式版に移行する予定となっている。 →IEEE 802.11シリーズの規格策定状況 IEEE 802.11beは、利用する電波の帯域幅の拡大(最大160MHz→最大320MHz)や変調の高度化(1024QAM→4096QAM)、MLO(※1)への対応などによって、理論上の最大通信速度が9.6Gbpsから46Gbpsへと一気に引き上げられる。下手な有線LAN(イーサネット)よりも規格上は高速な通信を行えることになる。 しかし、日本においてそのポテンシャルを生かすには、電波法と関連する総務省令(以下まとめて「電波法令」)のさらなる改正が必要となる。現在進められている議論を
無線LANのパフォーマンスの優劣は、何よりも無線LANの設計に依存する。だが、環境の物理的性質が毎日大きく変化するようなケースでは、環境に完全に合致したネットワークを設計することは不可能だ。しかし「Wi-Fiビームフォーミング」のような高度な技術を利用すれば、こうした変化にも対応できる無線LANの設計が可能になるかもしれない。 米物流企業のWOW Logisticsでは、この問題に対処するために、Wi-Fiビームフォーミング機能を備えた米Ruckus Wirelessの無線LAN製品を導入した。 WOWはウィスコンシン州やイリノイ州、アイダホ州に十数棟の巨大な倉庫を保有し、これらの倉庫から毎日のように製品を搬入・搬出している。倉庫を利用する顧客も絶えず変化する。WOWのネットワーク管理者を務めるデイブ・クリスチャンソン氏は、2年前に同社に入社したとき、社内の無線LANのパフォーマンスはひど
ちょっと前に、とある近郊の小さな駅に用事があっていくことがあったんです。その駅の出口からすぐ目の前には、小さな個人商店がたくさん並んだ商店街っぽい感じの道があるんです。大体、すべてのお店が、間口3m~5m程度の。 そこで見た驚くべき光景とは。 隣り合ったお店ことごとくに、ソフトバンクのWi-Fiステッカーが貼ってあるんですよ。駅に一番近い定食屋みたいなところから、その商店の並びの果てまで、全部のお店に「Wi-Fi使えます(犬)」のステッカーが貼ってあるんです。 さすがに全部のお店をチェックするわけにもいきませんが、原則として、あのステッカーって、Wi-Fi APを設置してあるお店に張るものですよね。なので、駅前から全部のお店に、まさにローラー作戦でWi-Fi APを設置して回ってるんです。だからこそ、「24万AP!圧倒的!」なんていう数を稼げるわけですけど。 さすがに背筋が凍りましたよ。無
Azure Web Appsの中を「コンソール」や「シェル」でのぞいてみる (2017/7/27) AzureのWeb Appsはどのような仕組みで動いているのか、オンプレミスのWindows OSと何が違うのか、などをちょっと探訪してみよう Azure Storage ExplorerでStorageを手軽に操作する (2017/7/24) エクスプローラのような感覚でAzure Storageにアクセスできる無償ツール「Azure Storage Explorer」。いざというときに使えるよう、事前にセットアップしておこう Win 10でキーボード配列が誤認識された場合の対処 (2017/7/21) キーボード配列が異なる言語に誤認識された場合の対処方法を紹介。英語キーボードが日本語配列として認識された場合などは、正しいキー配列に設定し直そう Azure Web AppsでWordPr
総務省は2012年3月23日、無線LANビジネス研究会の第1回会合を開催した。この研究会は無線LANに関する現状の整理と、安心安全な利用や普及に関する課題の抽出・整理、必要な方策の検討を目的としている(関連記事)。 第1回会合では、総務省がまず概要を説明。次に、無線LANを使ったビジネスを展開するNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)、KDDI、ワイヤレスゲートの3社がプレゼンテーションを実施。その後、質疑応答となった。 各社のプレゼン内容は以下のようなものだった。NTTBPは、同社が進めている共用型の無線LANアクセスポイント(AP)の卸ビジネスを紹介。同社の設備ではマルチSSID、マルチVLAN、マルチ認証サーバーを用いて、同一のインフラを用いて複数の事業者がサービス可能だ。この設備を用いてNTT東西、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズというNTTグループ4社に加え、
About DD-WRT is a Linux based alternative OpenSource firmware suitable for a great variety of WLAN routers and embedded systems. The main emphasis lies on providing the easiest possible handling while at the same time supporting a great number of functionalities within the framework of the respective hardware platform used.
Wi\-Fiロゴの例。このロゴの場合、IEEE 802\.11b/g/a/nに機器が対応することを示している(画像クリックで拡大) 「Wi-Fi」とは、無線でデータの送受信を行うLAN(ローカルエリアネットワーク)システムである無線LANのブランド名。スマートフォンのほとんどすべてが無線LANを搭載しており、タブレット機器やノートパソコンにも一般的に搭載されている。 無線LANを使うと、無線LANアクセスポイントと呼ばれる機器(親機ともいう)と、無線LANを搭載したスマートフォンやパソコンなど(子機という)の間を無線通信で接続してデータのやりとりができる。親機がインターネットに接続されていれば、子機から親機を経由してインターネットに接続できる。無線LANの親機には、家庭や職場に設置する無線LANルーターや、持ち歩いて使うモバイルルーターなどがある。 スマートフォンは携帯電話回線(3G、LT
スマートフォンの普及などによる3G回線の逼迫に伴い、無線LANアクセスポイントに注目が集まっていますが、どうしても問題となるのがカバーエリアの狭さ。 通常の無線LANルーターでは半径数十メートルほどしかカバーできないわけですが、なんと半径2.4kmという、携帯電話の基地局並みのカバーエリアを実現したハイパワー無線LANアクセスポイントが登場しました。 Amped Wireless Press Center: News, Contacts, Press Releases and Press Kits アメリカの無線LAN機器メーカー「Amped Wireless」のプレスリリースによると、同社は最大1.5マイル(約2.4km)をカバーできる無線LANアクセスポイント「AP600EX」および中継アクセスポイント「SR600EX」、USBアダプタ「UA600EX」を発売するそうです。 「AP60
「電波を使った無線通信を、どこまで高速化できるのか追求した成果だ」――。情報通信研究機構(NICT)は、データ伝送速度が40Gビット/秒と高速な無線伝送システムの実証に成功した(図1)。「電波を使った無線通信としては世界最高のスピード」(NICT)という。大阪大学と共同で開発した。 40Gビット/秒と高速のデータ伝送を実現できた理由は、極めて広い周波数帯域を確保できる光通信の技術を活用したことにある。これまでは、無線通信分野の信号処理技術を光通信に展開するという事例が多かったが、今回はその逆だ。「光ファイバー通信に使われているデジタル光コヒーレント変調技術を、無線通信技術に適用した」(NICT)。 光通信技術を無線通信に展開 開発した無線伝送システムの構成の概略図を、図2に示した。まず、「光によるミリ波発生装置」を使って、波長1.5μm帯(周波数は200THz)の光信号を生成する(光による
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