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JRの路線を大手私鉄の豪華観光列車が走るという異例の取り組みが実現する見通しになりました。厳しい経営が続くJR北海道は、「東急電鉄」と提携して北海道内で東急の観光列車を運行する方向で最終的な調整を進めています。 具体的には、横浜と伊豆半島の間を走る東急の豪華観光列車、「THE ROYAL EXPRESS」を、早ければ来年にもJR北海道の路線で運行する計画です。 JR北海道としては、東急から線路の使用料などを得られるほか、各地で人気が高まっている観光列車の運行ノウハウを吸収して関連の事業を強化するねらいがあります。 また、東急も北海道の自然を生かした観光ツアーで集客を図りたい考えです。 豪華観光列車をめぐっては、JR九州の「ななつ星」などが人気を集め、鉄道各社が集客の重要な戦略として相次いで導入しています。 国土交通省によりますと、JRの路線で私鉄が観光列車を運行するのは異例だということで、
2017年10月、JR北海道の運転士が、列車の安全装置を不正に操作し、列車を運転していたことが30日、分かりました。 運転士は、足で踏んでいなければならない安全装置のスイッチを「切」にして、運転していたということです。 JR北海道によりますと、JR北海道・函館運輸所に所属する男性運転士(60)は、2017年10月23日午前6時40分ごろ、函館発・森町行きの普通列車で、「デッドマン装置」のスイッチを「切」にして、ペダルを足で踏まずに運転していたといういことです。 今回、運転士が不正した「デッドマン装置」は、走行中に、運転士が意識を失うなどして、ペダルから5秒以上、踏まれていない状態になると、自動で非常ブレーキがかかる安全装置です。 定員96人の列車には、当時、約35人の乗客がいましたが、けがなどはなかったということです。 この運転士は、スイッチを切った理由について、「ペダルを踏み続けると膝が
JR北海道が、「マヤ34形」の老朽化にともない、新型の高速軌道検測車「マヤ35形」を導入します。 「マヤ34形」老朽化にともない更新 JR北海道は2017年4月12日(水)、線路の状態などを測定する在来線用の高速軌道検測車を新型に更新すると発表しました。 現在の「マヤ34形」が老朽化していることから、新たに「マヤ35形」が導入されます。車両はモーターやエンジンなどの動力を持たない事業用客車です。そのため、牽引(けんいん)にはキハ40形ディーゼルカーや機関車が使用されます。 車両外観のイメージ。北海道新幹線のH5系と同系色のグリーンをベースに、紅葉のオレンジと雪原の白が走行とともに流れ動くイメージにしたという(画像:JR北海道)。 最高運転速度は110km/h。キハ40形が牽引するときは95km/hです。従来はできなかった積雪時の軌道変位の検測が、測定方法を変えることで可能になるほか、線路の
JR北海道の4日のダイヤ改正に伴い、宗谷線は稚内と札幌を直通で結ぶ特急が減便され、旭川駅での乗り換えを迫られた利用者から不満の声が上がった。道内最北の稚内駅で同日、旭川行きの特急サロベツに乗り込んだ稚内市の男性(70)は「稚内がどんどん見捨てられていく」と憤った。 【動画】JR北海道ダイヤ改正 無人駅10カ所を廃止 今回の改正では、宗谷線札幌―稚内間の特急3往復のうち、2往復が旭川―稚内に短縮され、旭川駅で札幌行きの特急ライラックに乗り換えることになった。 稚内発午前6時36分のサロベツ2号。東京出張のため札幌経由で新千歳空港に向かう稚内市の公務員、伊林侑亮(いばやしゆうすけ)さん(33)は「乗り換えは面倒くさいが、仕方がない」と話した。 名寄駅では30人ほどが乗り込んだ。札幌に遊びに行くという名寄市の会社員男性(24)は「宗谷線は本数が少ないのに、ますます使いにくくなる」。別の男性(
JR北海道が開発を中止した新型特急用ディーゼル車「285系」の試作車3両の解体作業が、札幌市東区のJR苗穂工場で行われている。解体後はスクラップとして業者に売却される予定だ。 【動画】開発断念の新型特急「285系」を解体 JR北海道 2日は、作業員らがクレーンで車両のドアや窓を取り外した後、車体をつり上げていった。苗穂工場を見渡せる陸橋では約10人の鉄道ファンが集まり、作業を見守りながらカメラのシャッターを切っていた。 285系の開発に着手したのは2006年で、さらなる高速走行を可能にするため、車体を従来より深く傾けられる装置を装着。燃費性能の向上に向け、ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせた駆動方式を採用するなど世界初の技術で、カーブでも直線と同様に最高時速140キロで走行できることを狙った。 ただ、JRは11年の石勝線の特急列車脱線炎上事故などを受け、速度よりも安全対策を優先さ
JR東日本の冨田哲郎社長は21日、北海道新聞のインタビューに答え、副社長を送っているJR北海道について「財政的な支援というのは難しい」と述べ、JR北海道が自主的に経営改善を図っていくべきだとの考えを改めて示した。 【動画】岐路に立つJR石北線「タマネギ列車」 JR北海道が「単独では維持が困難な路線」と位置付け JR北海道は昨年11月、「単独では維持困難な路線」を10路線13区間とし、抜本的な見直しを進めると発表。さらに国の追加支援が切れるなどして2020年度中に資金不足に陥るとの試算をまとめている。冨田社長は「(国鉄分割民営化でJR北海道とは)別法人としてスタートしている。財政的な支援に対し、われわれの株主の理解を得るのは困難だ」と話した。 JR東日本は14年4月から執行役員をJR北海道の副社長として派遣。さらに安全管理支援などの要員として計5人の社員を出向させている。冨田社長は「同じ
21日、JR北海道が高波被害で不通が続く日高線の鵡川―様似間を廃止しバスに切り替える方針を沿線8町に伝えた。8町長はJRの方針をどう受け止め、今後どんな対応していくのか。率直な思いを聞いた。 ■むかわ 竹中喜之町長 あまりに乱暴すぎる 日高の沿線自治体7町の過半数の4町長が欠席する中で説明会を開くのはおかしい。これまでJR側から具体的な相談はなく、21日の説明会でいきなり鵡川―様似間の復旧断念とバス転換を伝えられた。あまりに乱暴すぎる。 日高線は苫小牧―様似の全体で一つのもので、今後も早期復旧と全線の存続を求める姿勢は一切変わらない。廃線ありきの協議なら今後、町として説明会に参加しない。早期復旧に向け東胆振1市4町でも結束して対応するとともに、沿線自治体協議会と連携し情報共有していきたい。 ■日高 三輪茂町長 もっと違う方法ある 鵡川駅以東にも被災していない区間はある。走れるところまで走ら
JR北海道のローカル線を巡る議論が、この秋、大きく動き出した。 新聞各紙は10月下旬、JR北海道が輸送密度200人未満(1日1キロメートルあたりの輸送人数)の3路線について、バス転換を視野に入れて地元と協議する方針だ、と伝えた。札沼線北海道医療大学~新十津川間、留萌本線深川~留萌間、根室本線富良野~新得間の計179キロメートルだ。 さらに、輸送密度200人以上2000人未満の日高本線、釧網本線、石北本線、宗谷本線など計1112キロメートルについても「JR単独で維持することが困難な線区」と区分けし、地元と鉄道を維持する手法や支援について協議する方針だという。今年12月に廃止される留萌本線留萌以遠、地元協議が始まった石勝線夕張支線とあわせて計1324キロメートル、現在のJR北海道在来線の56%が存廃の危機に直面している。 JR北海道は、年内に単独で維持困難な線区を正式に発表し、自治体の支援を求
JR北海道が、1日の平均乗車人数が1人以下の51駅を廃止する方針を固めたことが30日、わかった。 千歳市との協議の中で明らかにした。対象となる駅のうち、留萌線の5駅はすでに廃止が決まっており、JR北は残りの46駅について、今年度末のダイヤ改正時の廃止を念頭に、沿線自治体と協議を進めるとみられる。 JR北の資料によると、1日の平均乗車人数が1人以下なのは、千歳線のほか函館線、札沼線、根室線など9路線51駅。このうち、留萌線の留萌―増毛間の5駅は12月5日での廃止が決定している。残り46駅は、複数の自治体にまたがる路線も多く、関係する自治体は、8市22町1村にのぼる。 このうち、千歳線 美々 ( びび ) 駅について、JR北は6月、千歳市に対し、過去5年間の1日平均の乗車人数が1人という状況を説明し、今年度末のダイヤ改正に合わせて廃止せざるをえないと伝えた。
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JR北海道が、台風11号と9号による被害状況を発表。石北本線では路盤が流出し、軌道モーターカーが脱線、横転しました。 保線作業員3人が受傷 JR北海道は2016年8月24日(水)、相次いで上陸した台風11号および9号による被害状況について発表しました。 新旭川駅と網走駅を結ぶ石北本線では、上川~中越信号場間において留辺志部川の高さ4mの護岸が倒壊し、落石覆い内の路盤や道床が流出。JR北海道によると8月23日(火)15時20分ごろ、保線作業員3人が軌道モーターカー(TMC500型。重さ約23トン)でそこを通ろうとした際、線路の異状を発見し非常ブレーキをかけましたが間に合わず脱線、横転し、作業員3人が受傷しました。護岸の倒壊と道床、路盤の流出はおよそ40mにわたって起きているといいます。 石北本線・上川~中越信号場間の落石覆い内で脱線、横転した軌道モーターカー(画像出典:JR北海道)。 また、
JR北海道は2016年2月10日(水)、「極端にご利用の少ない駅」について速報を発表しました。 気温上昇のため当面運休 留萌~増毛間 JR北海道 同社管内には453駅ありますが、そのうち約3割が1日平均で10人以下しか乗車する人がいない「極端にご利用の少ない駅」とのこと。さらに、1日平均の乗車人員が1人以下の駅が58も存在。JR北海道全駅の13%で、1日1人以下しか乗車する人がいないことがわかりました。 1日平均の乗車人員が1人以下の駅は以下の通りです。2011年から2015年の調査日(11月)における平均で、「※」の駅は2016年3月26日(土)のダイヤ改正と同時に廃止が予定されています。 ・函館本線(函館~小樽~札幌~旭川など)5駅 東山、姫川、桂川、鷲ノ巣※、伊納 ・千歳線(沼ノ端~白石など)1駅 美々 ・日高本線(苫小牧~様似)2駅 鵜苫、西様似 ・石勝線(南千歳
2014年9月10日(水)、JR北海道は新型特急車両キハ285系の開発を中止すると発表しました。なぜそうなってしまったのか、その大きな理由としてキハ285系が「高性能すぎる新型車両」なことが挙げられます。 鉄道車両には、カーブで車体を内側に傾けることで遠心力を軽減し、乗り心地を落とすことなく高速でカーブを通過可能にする装置があります。ごく簡単に表すなら、車体を傾けてカーブを曲がるバイクがイメージに近いでしょうか。 そのように鉄道で車体を傾斜させるシステムには「振り子装置」と「車体傾斜装置」という2種類のシステムがあり、車体の傾斜が可能な車両は、そのどちらかを搭載しています。 この「車体を傾けること」において新型のキハ285系は非常に意欲的な車両で、世界で初めて「振り子装置」と「車体傾斜装置」の両方を搭載。その「複合車体傾斜システム」によって車体をより多く傾斜できるようになり、さらに高
JR北海道は、2013年7月11日に大きな決断を発表した。次のダイヤ改正では、抜本的な見直しを検討しなければならないだろう。 夏休みシーズンに大きな影響を与えることになった今回の事故JR北海道は2013年7月11日、特急〈北斗5・11・19・4・8・14・20号〉〈スーパー北斗15号〉〈サロベツ〉を8月31日まで運休、同時に7月13日から臨時特急〈北斗91・84号〉の運転を発表した(毎日新聞によると、お盆にはもう1往復増やす見込み)。9月1日以降については、未定だ。 長期運休が確定した以上、今後は臨時快速の設定、普通列車の増結などを行ない、夏休みシーズンを乗り切ってほしいと願う。 今回は疑問や提言を述べる。 肝心な部品をなぜ代理店に任せたのか2013年7月6日に発生した特急〈北斗14号〉函館行きの出火事故の原因は、3か月前と同じと判明した(スライジングブロックの破損)。再び部品を取り替えた
27日午前7時10分頃、北海道夕張市鹿の谷1、JR石勝線・鹿ノ谷駅付近を通過した夕張発千歳行き普通列車(1両、乗客約10人)の運転士が「走行中に縦揺れを感じた」と、JR北海道に報告。 同社と道警夕張署が確認したところ、線路下の土砂が崩落していることが判明した。夕張署ではこのところの暖かさで融雪が進んだことが影響して土砂が崩落したと見ている。けが人は出ていないが、夕張市では万が一に備えて地域住民に避難を促し、5世帯8人が文化スポーツセンターに避難した。 線路下の土砂は約50メートルにわたって崩落しており、深さ約5メートルの土砂がえぐられた部分も。雪の塊や土砂が約30メートルにわたって市道を塞ぎ、電柱も傾いた。JR北海道では、列車が通り終えた後に土砂崩落が起きたとしている。同線の新夕張駅~夕張駅間の運行を終日取りやめることを決めた。復旧の見通しは立っていない。
2015年度に開業予定の北海道新幹線で、新幹線と貨物列車がすれ違う青函トンネル周辺などは最高速度を特急並みに時速140キロに減速させる方針が示されたことを受け、三村知事は5日の県議会本会議で、当初の予定どおり200キロ以上の走行を求めていく姿勢を明らかにした。要望が実現しない場合、建設費の地元負担軽減を要請することにも含みを持たせた。 北海道新幹線の新青森―新函館間(148・7キロ・メートル)は、青函トンネルなどの在来線レールの外側に新幹線用レールを新設して新幹線も走れるようにしたことで、新幹線と在来線がすれ違う共用走行区間が82キロ・メートルとなった。政府・与党は昨年12月、高速で貨物列車とすれ違うと貨物の荷崩れの起きる恐れがあるとして、「新幹線の共用走行区間の最高時速は当面140キロとする」方針を決定した。 05年に国交省が県に示した予定運行図表では、時速200キロ以上を想定して新青森
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