ラピダスや東京大学は、仏半導体研究機関のLeti(レティ)と共同で回路線幅1ナノ(ナノは10億分の1)メートル級の次世代半導体設計の基礎技術を共同開発する。2024年にも人材交流や技術共有を本格化させる。レティの半導体素子技術を生かし、自動運転や人工知能(AI)の性能向上に欠かせない1ナノ品の供給体制を構築する。ラピダスは2027年を目指す2ナノ品の量産を巡って、米IBMやベルギーの半導体研究
2022年2月にウクライナへの侵攻を開始したロシアでは、制裁の一環としてさまざまな企業が市場から撤退しています。また、ロシアではAMDやIntelといった主要なCPUメーカーもロシア国内での半導体製品の輸出および販売が禁止されています。そのため、国内で独自のプロセッサを設計・開発する必要がありますが、CPUに必要な半導体は台湾で製造されており、ロシア国内でCPUを量産する計画は困難であると報じられています。 Russia's CPU Substitution Plan Hits a Snag | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/news/russias-cpu-substitution-plan-hits-a-snag ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する制裁の一環として、AMDとIntelは2022年2月下旬からロシアでの半導
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ > 個人サイト NEKOPLA Tumblr UV-EPROMって何? まずは身近なところから話を始めよう。現代において、ちょっとしたデータを記憶するときに使うのは「USBメモリ」や「SDカード」である。もはやないと困るレベルの生活必需品だ。 それを分解すると出てくるのが、「フラッシュメモリ」と呼ばれる記憶チップである。 この黒いICがフラッシュメモリ。電源を切っても記憶内容を保持できる「不揮発性メモリ」と呼ばれるものの一種だ 少し歴史を振り返ってみよう。 フラッシュメモリが最初に発表されたのは1984年。当時、東芝の研究者だった舛岡富士雄氏
世界的な半導体不足が報じられていますが、一方でIntelのパット・ゲルシンガーCEOは、「自動車メーカーが望めば、いくらでも当社製の新しい16nmチップを供給します」と述べています。なぜ世界的に半導体不足が起こっているのか、現状の何が問題なのかが、ベンチャーキャピタルであるYコンビネータによって運営されるソーシャルニュースサイト・Hacker Newsでその背景から論じられています。 Ask HN: Why is there a chip shortage? | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=29781027 Hacker NewsのユーザーであるTradingPlaces氏が示した半導体不足の流れは以下の通り。 1:パンデミックの間に耐久消費財の消費量は10~11%だったものが13%にまで増加しました。この3パーセントポ
2020年11月に発売された家庭用ゲーム機のPlayStation 5とXbox Series Xは、どちらもAMDのZen 2アーキテクチャベースのCPUとGPUを搭載していることで話題となりました。しかし、発売から2カ月経った記事作成時点でも市場には十分な数が供給されておらず、品不足が続いています。そんなPlayStation 5とXbox Series Xの需要が急増したことで、TSMCの製造ラインが圧迫されていると、技術系ニュースサイトのExtremeTechが指摘しています。 Report: Packaging Issues, PS5 Demand May Be Hurting TSMC Production - ExtremeTech https://www.extremetech.com/computing/318937-report-packaging-issues-ps5
ギズモード・ジャパンより転載:インテルを抜き去るライバルも? 年を追うごとに半導体製造プロセスが向上し、コンピューター業界の目ざましい進化が演出されてきた時代が、終焉とまではいかないものの、大きくスローダウンを迎えそうです。この進化スピードを表現した「ムーアの法則」は、インテルのゴードン・ムーア氏が提唱したもの。半導体チップ上のトランジスタ数は18カ月ごとに倍増していくとの理論が発表され、まさにその速度で進化が続いてきました。後にムーアの法則も、半導体チップ上のトランジスタ数は24か月ごとに倍増するというサイクルまでペースダウン。ところが、ついに2年ごとの製造プロセスの向上という目標にも届かなくなったことが、新たにインテルによって発表された「Form 10-K」有価証券報告書で確定してしまった形ですね。 これまでインテルは、ムーアの法則を実現するTick-Tockモデルの開発サイクルを守っ
By Yutaka Tsutano ニュースメディアのZDNetが「What we learned about SSDs in 2015」と題して、2015年に起きたSSDに関する知っておくべきことをまとめています。 What we learned about SSDs in 2015 | ZDNet http://www.zdnet.com/article/what-we-learned-about-ssds-in-2015/ ◆パフォーマンス Facebookとカーネギーメロン大学の研究者がSSDの信頼性とパフォーマンスの両面を調査し、SSDが高温になるとパフォーマンスが低下することが明らかになりました。また、ログの構造化が利用されたSSDはデータベースやアプリにとって最適な選択からは一歩劣る、とする研究結果がサンディスクから発表されました。現在ではほとんどのSSDがこれに当てはまる模
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