カミオカンデ跡地のトンネルで火災…１０人搬送 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
約１時間４０分後に鎮火したが、出火当時、同施設内にいた職員ら１０人がやけどを負ったり煙を吸ったりしたため、病院へ搬送された。岐阜県警によると、いずれも命に別条はないという。 県警や施設を管理する東北大などによると、火災が発生しているのは、地下にある実験施設のうちの東北大が管理しているエリア。現場は煙が充満し、停電しているという。 カムランドは、国内で最も岩盤が固いといわれる旧神岡鉱山の跡地を利用して作られたニュートリノ観測施設「カミオカンデ」の跡地の実験施設。東京大や東北大が共同で、宇宙から降り注ぐニュートリノの研究をしている。
＜火災＞岐阜・東北大のニュートリノ施設から煙 ４人煙吸う （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
２０日午前１１時５０分ごろ、岐阜県飛騨市神岡町跡津川の神岡鉱山坑道内にある東北大のニュートリノ科学研究センター（カムランド）で火災が発生した。県警飛騨署によると、坑道入り口から約２キロ入った地点で出火し、坑道に煙が充満した。施設内にいた大学職員ら少なくとも４人が煙を吸い病院に搬送されたという。軽症とみられる。 同じ坑道内に東京大宇宙線研究所の観測施設「スーパーカミオカンデ」があるが、同研究所によると、スパーカミオカンデに影響があったとの情報は入っていないという。【加藤沙波】 【ことば】カムランド カムランドは、岐阜県神岡鉱山の１０００メートル下にある素粒子ニュートリノの検出装置。空間いっぱいに設置された直径１８メートルのステンレス製の球体タンク内に、直径１３メートルのバルーンを浮かべ、中を通過しようとする反ニュートリノをキャッチする仕組み。タンクの内壁には、眼球のような光電子増倍管が
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