札幌・古書店の本棚倒壊 昏睡3年、13歳妹が死亡 (09/19 10:23) 本棚が倒壊し大量の本が散乱した札幌市東区の古本店「デイリーブックス」の事故現場=2009年10月13日 札幌市東区の古本店で2009年10月、本棚が倒れて当時小中学生だった姉妹2人が下敷きとなった事故で、意識不明の重体となっていた妹の鈴木愛菜(あいな)さん(13)=同市東区東苗穂3の2=が18日、入院先の同市内の病院で死亡した。家族によると、肺に血栓ができたとみられ、血流が悪くなり、18日に容体が急変したという。札幌東署は司法解剖して死因を調べる方針。 事故は約3年前の09年10月13日、古本店「デイリーブックス」で、2万冊以上を収納した本棚3列が倒壊。来店していた当時小学5年の愛菜さんが崩れた棚に挟まれ、意識不明の重体となり、昏睡(こんすい)状態が続いていた。姉の愛梨(あいり)さん(17)は軽傷を負った。(北海