米国で貨物列車の脱線事故が相次いでいる。中西部オハイオ州では2月、環境に有害な化学物質を積んだ列車が大破する事故が起きた。脱線事故の件数は日本の145倍にあたる1日平均2.3件にのぼる。長さ8キロメートルにもわたって老朽化した車両を連結し、大量の荷物を運ぼうとする鉄道会社に対し、規制が追い付いていない現状が浮かぶ。2月3日、オハイオ州イーストパレスティンで米貨物鉄道大手ノーフォーク・サザンの貨
米国で貨物列車の脱線事故が相次いでいる。中西部オハイオ州では2月、環境に有害な化学物質を積んだ列車が大破する事故が起きた。脱線事故の件数は日本の145倍にあたる1日平均2.3件にのぼる。長さ8キロメートルにもわたって老朽化した車両を連結し、大量の荷物を運ぼうとする鉄道会社に対し、規制が追い付いていない現状が浮かぶ。2月3日、オハイオ州イーストパレスティンで米貨物鉄道大手ノーフォーク・サザンの貨
ワシントン(CNN) 米鉄道大手「ユニオン・パシフィック」は16日までに、カリフォルニア州ロサンゼルス郡で貨物列車の荷物を狙った強奪事件が急増しているとして同郡内の運行を回避する可能性があると述べた。 被害を受けている荷物は、UPSやアマゾン、フェデックスのものも含まれる。線路周辺に荷物の空き箱が大量に散乱する画像や動画もインターネット上で拡散した。 ユニオン・パシフィックはこの種の犯行の激増について、緩慢な刑事訴追のあり方に言及。貨車やコンテナは施錠されているが、侵入されているとした。 同社が先月、ロサンゼルス郡の検察当局に宛てた書簡によると、同郡内での犯行は前年比で160%増加。同検察当局が2020年12月に出した軽度の犯罪行為の立件方法を変更する特別指示が増加につながったと主張した。 20年の10〜12月期にはロサンゼルス市警や郡保安局と協力し、貨車強盗の100人余を逮捕したともした
アメリカ西部モンタナ州で、日本時間の26日朝、およそ160人が乗った長距離列車が脱線する事故があり、3人の死亡が確認され、多数のけが人が出ているということです。 アメリカ西部モンタナ州のジョプリン付近で、25日午後4時ごろ、日本時間の26日午前7時ごろ、アムトラック=全米鉄道旅客公社が運行する列車が脱線しました。 列車は中西部シカゴから西海岸のシアトルなどに向かう長距離列車で、乗客乗員合わせておよそ160人が乗っていたということです。 アムトラックによりますと、この事故で3人の死亡が当局によって確認され、乗客や乗員に多数のけが人が出ているということで、有力紙ニューヨーク・タイムズはけが人の数は50人以上にのぼると報じています。 列車は、8つの車両が脱線したということで、現場で撮影された映像では、2階建ての車両が線路から外れ、一部が横転しています。 また、線路の脇では、車両から逃れた乗客とみ
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