電車のような仕組みを通じトラックに電力を供給するシステムの運用がドイツで始まった/Silas Stein/picture alliance via Getty Images ロンドン(CNN Business) 高速道路に高架線を張り、電気自動車(EV)トラックに電力を供給する「eハイウエー」システムの運用が、ドイツのフランクフルト近郊で始まった。 ドイツ政府の発表によると、フランクフルト空港と近くの工業団地を結ぶ10キロの区間が7日に開通した。 独シーメンスがシステムを構築し、ドイツ政府が7000万ユーロ(約86億円)をかけて専用のトラックを開発した。 トラックは上部の特殊な装置を通して電力を受け取り、最大時速90キロで走行する。一般道ではハイブリッド車として走り、高架線が使える道路をセンサーで感知する。 シーメンスによると、eハイウエーは鉄道のエネルギー効率とトラックの利便性を兼ね備え