米アマゾン・ドット・コムが近く自社の書籍端末「キンドル」向けに、書籍の定額読み放題サービスを始める準備をしていることが分かった。月額9.99ドル(約1千円)とし、60万冊をそろえる方向で調整しているもよう。音楽や動画で一般的になりつつある定額配信モデルが、最大手アマゾンの参入で書籍分野にも広がりそうだ。サービスのテスト画面がネット上に一時流出し、検討作業が判明した。書籍の読み放題サービスは日本
インターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムが、年内にも日本での電子書籍事業を始める準備を進めていることが、20日分かった。 インターネット上の購入サイトを通じ、パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)に電子書籍を配信する。電子書籍端末の世界市場で約半分を占める「キンドル」の日本発売も検討している。 アマゾンは、国内の出版社43社で作る「日本電子書籍出版社協会」に対し、19日に国内市場への参入方針を伝えた。すでにPHP研究所(京都市)と約1000点の書籍を電子化して販売することで合意したほか、講談社など大手出版社と個別に契約交渉を進めている。 国内では、NTTドコモやソニー、楽天などが電子書籍購入サイトを運営し、それぞれ数万冊をパソコンやスマートフォン向けに販売している。
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