急増するデータトラフィックへの対応を目的とした次世代イーサネット規格の検討がIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)のHSEC(Higher-Speed Ethernet Consensus)部会で進められることになるという。 大規模なデータセンター内やインターネットの幹線(バックボーン)を行き来するデータが急増するなか、これを処理するための帯域幅は「18ヶ月ごとにほぼ倍増」しているという。IEEEではこの前提に基づき、「2015年までに2010年比で10倍、また2020年には同100倍のトラフィックに対応できるだけの規格」を定めたい考えとする関係者の話を、この話題を採り上げたCNETは紹介している。 次世代規格についてはいまのところ、400Gbpsと1Tbpsの2つの案が有力視されているが、同部会ではそれぞれについて技