ビットコイン採掘大手「BitFury」施設。電気代が安い中国に採掘施設が集積(写真:ロイター/アフロ) 「日本仮想通貨事業者協会」に加盟するビットコイン取引所13社が、ビットコインの預け入れや引き出しを23日に一時停止すると報じられています。一方で取引所最大手のBitFlyerは23日は通常通り取引を行い、当初の予定通り8月1日に取引を停止するとしています。いまビットコインに何が起こっているのでしょうか。 ヤフーニュースの見出しで“「ビットコイン」一時停止”とありましたが、これは誤りです。ビットコインは7月23日も8月1日も動き続けています。しかしながら7月23日と8月中旬、11月中旬に大規模な仕様変更を予定しており、その仕様変更に対応しないシステムが多数あった場合に一部の取引が適切にビットコイン・ブロックチェーン(取引を記録した帳簿)に反映されない可能性があります。 実際に2015年7月
『Bitcoinは計算量理論から見て「無限連鎖講」である』(日経ITpro)が、無事掲載された。この記事は、元々の私(安岡孝一)の意図としては、計算資源本位制とかいうかなり胡散くさいネタに対する反論として、一気に書き上げたものである。しかし、日経BP側がビビってしまったせいか、掲載までかなり時間がかかった上、あちこちカットされるハメになってしまった。カットされた中でも、以下の2段落は、私個人はものすごくもったいない気がするので、ここに晒して供養することにする。 BTCを手放すことに魅力を感じる人が、それでもBitcoinにとどまり続ける方法が、ないわけではない。たとえばBTCの先物取引(デリバティブ)である。BTCの価値が下落傾向にある時に、BTCを先売りし続けることができれば、BTCを手放すことに魅力を感じている人でも、Bitcoinからは逃げていかない。期日にはBTCを買い戻さなければ
2013年秋から、FBIが摘発した闇オークションサイト「Silk Road」とのかかわりや価格の乱高下で話題になっていた仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン、関連記事)」について、最大級の取引所「Mt.GOX(マウントゴックス)」が閉鎖し、混乱が広がっている(写真1)。WebサイトではMt.GOXのMark Karpeles CEOは今も日本にいて事態の収拾に奔走していると説明するだけで、何が起こっているかについて明確な説明はない。 閉鎖から間もなく“MtGox Situation Crisis Strategy Draft”と題する文書がインターネット上で公開され、これが数百億円分のBitcoinがMt.GOXから盗まれたとする報道のきっかけとなった。しかしFox Businessによるチャットでのインタビューで、Karpeles CEOはこの文書がMt.GOXによるものではないと回答
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