松野博一内閣官房長官は5月24日の記者会見で、「ゆっくり茶番劇」が第三者に文字商標として登録された件について「個別の事案についてはコメントを差し控えるが、一般論として、二次創作については(中略)適切かつ正当に創作物が保護されることが重要」との見方を示した。 松野官房長官は、ゆっくり茶番劇の事案を受けて法律の見直しをする必要はあるかとの記者の質問に対し「商標権は権利者による登録の後、第三者による申し立てや審判といった制度によって事後的に権利の適切な調整が図られる」と回答。一方で「ネットを含め知的財産権を巡る状況が日々変化する中で、その在り方について引き続き不断の検討が必要」とも発言した。 同人サークルの上海アリス幻樂団の作品「東方Project」から自然発生的に派生した「ゆっくり茶番劇」を巡っては、同サークルとは無関係な動画投稿者の柚葉さんが15日に「『ゆっくり茶番劇』の商標権を取得した」と