環境団体の気候ネットワークは5日、国内最大の発電会社JERAの広告は見せかけの環境対応「グリーンウォッシュ」だとして日本広告審査機構(JARO)に中止勧告を行うよう申し立てたと明らかにした。 気候ネットワークはJELF(日本環境法律家連盟)と共同で行った申し立てで、JERAが石炭にアンモニアを混ぜて燃やす火力発電について「CO2(二酸化炭素)が出ない火」などとする広告は、同手法で発電された電力が環境に配慮されたものだと消費者に誤認させるとした。 「CO2が出ない火をつくる」 日本最大の発電会社JERAは、 ゼロエミッション火力×再生可能エネルギーで 2050年CO₂排出ゼロに挑戦します。 — 株式会社JERA(広告配信用) (@JERA_Ad) October 6, 2022 東京電力ホールディングスと中部電力の燃料・火力合弁会社であるJERAで広報を担当する宇佐美博之氏は、気候ネットワー