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techとisasに関するYaSuYuKiのブックマーク (5)

  • 万全な電源系/チーム通信系!? | 宇宙科学研究所

    ●「万全な電源系」 電源系担当 宮澤 優 ERG(「あらせ」)の格的な開発が始まった2012 年にJAXAに入り、基設計フェーズから電源系の開発を担当しておりました。衛星開発の右も左もわからない状態からのスタートでしたが、OJT(On-the-Job Training)で指導して頂きながら、ERGの開発とともに成長させて頂きました。 ERG の電源系は、基的に標準バスの「標準品」を採用しており、そのおかげで大きなトラブルが起こることなく開発が進みました。これは、標準バスのおかげであり、「ひさき」など同じ標準バス衛星のレッスンズラーンドをうまく活かすことができたからこそだと思います。ERG の厳しいEMC(電磁適合性)要求に応えるために、標準品の電源系機器にも様々な工夫を施していますので、その一部をご紹介します。太陽電池パドル(SAP)サブストレート(構造部材)裏面には導電性をもつブラ

    万全な電源系/チーム通信系!? | 宇宙科学研究所
  • ISAS | 第3回:NESSIE宇宙の旅 / 小さな衛星の大きな挑戦 惑星分光観測衛星の世界

    NESSIE(Next-generation Small Satellite Instrument for EPS)は、惑星分光観測衛星SPRINT-Aに搭載されるオプション実験機で、次世代電源系機器の宇宙実証を目的としています。 我々がNESSIE開発を格的に開始したのが、2011年の初めのことでした。それから2年以上がたち、ようやく打上げを迎えようとしています。もちろん上がってからが番なのですが、感慨深いものがあります。 ネス湖のネッシー(nessie)が初めて目撃されたのがいつかは不明ですが、1933年から多く目撃されるようになったようです。近ごろはイッシーやクッシーも含め、どれもまったく話を聞かなくなりましたが、ネッシー世代なのでその名前はしっかりと頭に刷り込まれています。 そんな我々が実験機をNESSIEと命名することになったのが2011年の2月。開発ネームを付けることができ

  • ISAS | 第99回:「びっくりするコンピュータ」の楽屋裏 / 宇宙・夢・人

    誌2012年5月号に寄稿した「びっくりするコンピュータ」(宇宙科学最前線)を読んだNHKの人から声が掛かり、その研究の話をしました。修正ができない生放送だったので大変でした。 宇宙では、宇宙線と呼ばれる高エネルギー放射線が飛び交っています。衛星やロケットを動かすコンピュータチップに宇宙線が当たると、ドキッとびっくりしたような大きな電気信号が出ます。それが「びっくりするコンピュータ」と、私が呼んでいる問題です。コンピュータチップは、たくさんの小さな素子が迷路のように組み合わさってできています。これらの素子は宇宙線に弱く、それを受けるとびっくりして計算を間違えてしまいます。 このことは古くから知られていたのですが、21世紀に入ると様子が変わってきました。それまでは宇宙線に当たった素子がびっくりするだけで済んだのですが、これからは一つの素子がびっくりすると、その隣の素子もびっくりしてその隣もび

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2013/05/13
    半導体のソフトエラー対策の基礎となる理論だな。このへんを参照 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20120220_513226.html
  • ISAS | 宇宙構造物の面形状を格子投影法で測る / 宇宙科学の最前線

    人工衛星の開発には、大型化・多機能化の歴史とともに、開発期間短縮やリスク分散や低コストを狙った小型化・高機能化の趨勢がある。小型衛星や小型搭載機器でできるものは、小型化する方がよい。しかし、寸法が大きいことが必要とされる用途も依然として存在する。例えば、小型携帯端末のような地上局アンテナの小型化のための衛星搭載アンテナの大型化や、天文観測衛星搭載望遠鏡の大口径化や、大電力発電のための太陽電池の大面積化などである。一方、輸送手段にはペイロードの重量と寸法の制約があり、大型ロケットを使ったとしても上限があるため、宇宙大型構造物はおのずと小さく折り畳んだ状態で輸送手段に搭載して打ち上げられ、宇宙空間で展開・伸展する展開構造物にならざるを得ない。また、小型ロケットを利用したり大型ロケットでも同時複数打上げしたりする方がコストを抑えられると考えられるため、衛星小型化の趨勢の中では、ますます高効率に収

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2013/03/19
    「理想的な環境では数μmまで測ることができる」って、すごい精度だな
  • ISAS | 電気ロケット技術 Game Changing Technology / 宇宙科学の最前線

    はじめに 『ISASニュース』巻頭に寄稿する機会を得たのは今回が3度目である。初回はNo. 230(2000年5月号)の「電気推進・イオンエンジン」であり、後に「はやぶさ」と名付けられることになるMUSES-Cをつくっていたころであった。2回目はNo. 276(2004年3月号)の「宇宙大航海時代への予感~小惑星探査機『はやぶさ』とイオンエンジン技術~」で、小惑星イトカワに向けてイオンエンジンを全力運転中のときであったと思う。 これらを踏まえた上で、地球―小惑星間往復航海を終えた2011年5月現在、電気ロケット技術に関して雑感を述べたい。 深宇宙往復航海を終えて 非力なロケットであってもその射程を延ばし、さらには復路を確保する、あるいは衛星寿命を延ばすための電気ロケットに関して、日は大変熱心に研究開発を続けてきた。1990年代、イオンエンジンによる静止衛星の南北制御への挑戦は、世界に先駆

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