「メディアで統一教会の問題を取り上げると、抗議の電話が殺到する」という話がある。 一般論として、センシティブなテーマを報じることでテレビ局に抗議電話が殺到することは珍しくない。残念ながら、その影響で取り上げづらくなるということもありえるのが番組制作の現実だ。 テレビ局が怖気づいているように見えるだろうが、筆者はもっとテレビ制作にかかわる構造的な問題があると考えている。とはいえ、視聴者の信頼を裏切る行為であることには変わりない。テレビ局はどう対応していくべきか、考えてみたい。(テレビプロデューサー・鎮目博道) ●抗議電話の殺到 今月18日、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』にジャーナリストの有田芳生さんが出演した際、有田さんが「政治の力」で統一教会の摘発が見送られたと語り、スタジオの空気が凍りついたようになったことが話題になった。 私はテレビ朝日のOBであり、『モーニングショー』の前身番
BPO(=放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は、24日、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決め、25日、公表しました。 出演者に痛みを伴う行為を仕掛けて、それを別の出演者らが笑うなど、「苦痛」を笑いのネタにする番組に対し、視聴者らから「不快だ」「いじめを助長する」などの意見が継続的に寄せられているため、審議入りするものです。 BPO青少年委員会が公募し、毎月リポートの提出を受けている「中高生モニター」からは、「笑わせるのが仕事の芸人であっても追いつめるのはよくない」などという意見がある一方、「本当にイヤならNGを出すはずで、私たちが勝手に『苦痛だ』と決めつけるのはあまりよくない」といった“擁護論”も見られます。 青少年委員会は、番組を特定せずに次回9月から実質的な審議を行い、委員会としての考えをまとめる予定です。
BPO(=放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は、24日、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決め、25日、公表しました。 出演者に痛みを伴う行為を仕掛けて、それを別の出演者らが笑うなど、「苦痛」を笑いのネタにする番組に対し、視聴者らから「不快だ」「いじめを助長する」などの意見が継続的に寄せられているため、審議入りするものです。 BPO青少年委員会が公募し、毎月リポートの提出を受けている「中高生モニター」からは、「笑わせるのが仕事の芸人であっても追いつめるのはよくない」などという意見がある一方、「本当にイヤならNGを出すはずで、私たちが勝手に『苦痛だ』と決めつけるのはあまりよくない」といった“擁護論”も見られます。 青少年委員会は、番組を特定せずに次回9月から実質的な審議を行い、委員会としての考えをまとめる予定です。
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