中国のHuawei(華為技術、ファーウェイ)が米国政府に端を発するさまざまな規制でピンチに直面したことは広く報道された。今回はあまり知られていない“その後”について紹介したい。 Honorブランドは売却、自社スマホは足踏み続く 同社が直面した規制について振り返ると、通信インフラでは、米国のHuaweiを対象とした米国製品の禁輸により、Huaweiの5Gインフラの海外進出が滞っている。またスマートフォンについてはGoogle Play非対応となったほか、台湾TSMCがHuawei傘下のHiSiliconが開発するSoC「Kirin」の量産の新規受注を停止した。 2020年11月にはサブブランドの「Honor」を分離し別会社にすることを発表。Huaweiは「深セン市智慧城市科技発展集団」とHonorのディーラー30社による新会社「深セン市智信新信息技術有限公司」にHonorブランドを売却し、H