戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。 私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。 本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。 (宮内庁HP|象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば)平成28年(2016年)8月8日。 あなたは何をしていただろうか? わたしはめちゃくちゃ掃除をしてた。 忘れてしまわないうちに、忘れられてしまわないうちに、書き残しておきたい。2020年のインターネットを飛び交う「お気持ち」という言葉が、本当はなんのことだったか……ってい
相模原殺傷事件について語るれいわ新選組の木村英子参院議員=東京都千代田区の参院議員会館で2020年1月6日、藤井太郎撮影 「彼だから事件を起こしたとは思っていない」――。2016年、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で障害者19人が殺害され26人が負傷した事件について、重度の身体障害がある木村英子参院議員(54)=れいわ新選組=はそう語る。木村氏自身も19歳までの大半を施設で過ごし、職員から虐待やいじめを受けてきたという。8日に始まる植松聖被告の裁判員裁判を前に何を思うのか。入所施設がはらむ課題と障害者差別について聞いた。【聞き手・塩田彩/統合デジタル取材センター】 「私だったかもしれない」 ――相模原事件の発生を何で知りましたか。 ◆テレビのニュースで知りました。「ああ、起こってしまった」というのが最初の印象でした。ニュースを見て、自分が施設にいた時の光景や、虐待を受けた時の記憶が
皇族に人権はない。いつから日本人は、こんな当たり前の事実を忘れてしまったのか。 日本国が保障する人権とは、日本国憲法第3章に書かれている「国民の権利」の事である。同章には、第13条の生命自由幸福追求権から第40条の刑事補償まで、人権カタログが並んでいる。憲法典に書かれていない権利は第13条の幸福追求権に含まれるので、日本国が保障する人権とは、憲法が認める国民の権利のことなのだ。 さて、皇族は国民ではない。そもそも戸籍がない。皇統譜という、皇族のための特別の名簿で分けられる。 さらに現実は過酷で、義務だけあって権利はない。参政権、居住移転職業選択の自由、婚姻の自由のすべてが存在しない。幸福追求権(本来の意味は財産権)は極めて制限されている。名誉棄損も、され放題である。普通の人間なら「奴隷的拘束」としか思えないような境遇で、朝から晩まで働き通しである。 普通の国の王族は義務の見返りに特権を享受
しばらく前にはてな匿名ダイアリーで「みんな無邪気に天皇を信仰していてびっくり」みたいな記事が上がっていた。改元前後の大晦日みたいな盛り上がり方や、前天皇(上皇)へのみんなのリスペクトを受けて書かれたものだった。 生まれによって数多くの自由が制限される制度があるのは変だ、でも改元自体は面白いイベントだし、上皇という個人については尊敬できる、という感覚が割と一般的なんじゃないかと思っている。アイドルみたいに追っかけてるとか、崩御したら後追い自殺しますといった人は少数派だろう。それで「天皇を信仰している」と言われると「宗教みたいに信仰してるわけじゃなくて、一人の人間としては尊敬しているってだけだよ」と多くの人が答えるんじゃないかと思うし、自分の実感としてもそうなっている。 このあたりのことを自分の中でもせっかくの機会だし(?)整理してみたいと思って。 天皇制の否定 天皇や皇族は基本的人権が保障さ
米国へホームステイに出発する佳子さま(2013年8月) (写真:読売新聞社代表撮影) (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 秋篠宮家の次女、佳子さま(19)が学習院大学を辞め、AO入試に挑んだことで話題の国際基督教大学(ICU)。結果はまだ公表されていないが、迎えるためにはやはり大学側も、入念に準備するのだろう。 ところでなぜ、佳子さまと眞子さまの姉妹は、キリスト教精神に基づく大学を選んだのか。天皇は天照大神の子孫とされ、一切の神儀祭事は神道にのっとって実施されている。だが、皇室とキリスト教の関係を調べると、公開されたばかりの「昭和天皇実録」に興味深い記述がいくつか見受けられる。 まずクリスマスにプレゼントを贈る習慣は、1904年の日露戦争のころにすでに皇室にあった。戦後、A級戦犯が処刑された1948年ごろには、昭和天皇は多くのキリスト教徒と接し、定期的に聖書の講義も受けて
~落書きは止めましょう~ 11月19日早朝,港南大橋歩道上にて。 表現の自由は重要ですが,公共物です。 少しひどくはないですか。。。 https://t.co/eHVO1f37jR
ますます厳しくなるウイグル人への締め付け トルコ系のウイグル人が多く住む新疆は、チベット・内モンゴルなどと並び、20世紀なかば以降にやっと中国政府による直接支配が確立した地域なので、少数民族の間では独立や自治獲得を望む意向が強い。 だが、中国では1989年の六四天安門事件後、国家の引き締めのために漢民族中心主義的なナショナリズムが強化され、また経済自由化のなかで辺境地帯の資源・都市開発や漢民族による移民が進んだ。結果、2010年前後からは追い詰められた少数民族による大規模な騒乱が増えた。 少数民族のなかでも、イスラム教を信仰するウイグル人は、中国共産党にとっては「党以外の存在」に忠誠を誓っているように見える。彼らは人種や文化習慣の面でも漢民族との隔たりが大きく、中央アジアや中東との結びつきも強いことから、他の少数民族以上に強い警戒を持たれている。 結果、近年のウイグル人への締め付けはいっそ
dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP 最近、アングレーム国際漫画祭における幸福の科学の「論破.com」でもそうだったが、「論破」することで問題を打開できると信じる潮流が保守界隈で見られていて(議員の山本一太とか)、これ拙い傾向だなーと思う 2014-03-05 19:42:17 dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP 従軍慰安婦問題で日本の保守は「強制は無かった」事を争点に置きたがるけど、韓国は強制性についてはほとんど議論の対象外で、いくら日本が強制性無いと言っても噛み合わないんよ。この時点で「論破」が虚しい事になっている 2014-03-05 19:55:54
「“弱者の大義”に対する憤り」とも言うべき現象が世界中に広がっている。巷ではポピュリズムが広がっているとも言われるが、その多くがこの憤りを養分にしている。 つまり、この憤りへの向き合い方を考えなければ、ポピュリズムにしろ社会的な分断にしろ正しく対処することができないのではないか。対処の方法を誤れば、対立の火に油を注ぐことにもなってしまうかもしれない。 アメリカ、ヨーロッパ、日本。世界のいたるところで、人々はこんな風に憤る。 なぜ自分たちの生活を犠牲にしてまで難民や外国人、あるいは貧乏人や様々なマイノリティを保護しなければいけないのか。 世の中は「弱者」や「少数派」に対して過剰に配慮しすぎており、それによって自分たちが本来受けるべき正当な配慮や承認が妨げられているのではないか。 「公正」や「正義」を語る少数派や人権派、あるいは外国人たちによってこそ、我々が正しく享受すべき「公正」が歪められて
イエメン難民、マレーシア経由で大規模に済州島に入国してから2カ月 大半が反乱軍の強制徴集免れ国外逃避した若者たち SNSなどに「テロリスト」「レイプ犯」などイスラムフォビア溢れる 人権団体「政府が沈黙し誤解を煽っている」と批判 「難民はもう一つの私たち」助けを訴える請願も登場 イエメンから来た難民申請者のアルハラジ氏(27)が16日、済州島の宿泊所で取材陣に携帯で村が爆撃された場面を見せている写真(左)と、難民申請許可を廃止してほしいという大統領府の国民請願サイト//ハンギョレ新聞社 大規模なイエメン出身難民たちが済州島に流入してから2カ月がたち、一部でイスラムフォビア(イスラム恐怖症、イスラム教やムスリムに対する嫌悪、偏見)をもとに、イエメン難民を追放しようという声が高まり、波紋が広がっている。イエメン難民申請を契機に掲載された難民申請許可の廃止を求める大統領府への国民請願は、掲載から5
「新潮45」8月号に掲載された性的少数者への差別的な内容の寄稿や、ツイッターでの発言が批判されている自民党の杉田水脈議員。7月23日に「殺人予告があった」と発表して以後、この話題に関してツイッターでもブログでも沈黙を貫いている。 こうした中、杉田議員の過去の発言が注目されている。杉田氏は、今回話題になった寄稿以外にも、LGBTに差別的な主張を繰り返してきた。議員の主張の主軸にあるのは、性的少数者は支援される必要がなく、「普通」ではない存在、というものだ。 「LGBTをいじめやハラスメントなど他の問題に転嫁して人権被害と主張するのはばかげている」 2015年、宝塚市がLGBTの支援策を検討していた際には、ブログで 「日本では基本的人権が保障されています。性別や年齢に関係ありません。LGBTの人たちにも当然保障されています。この上で、『女性の権利を』とか『LGBTの人たちの権利が』とかというの
前回は体調を崩してお休みをいただきました。 当欄の更新を楽しみにしてくださっていた読者のみなさまには、あらためてこの場をお借りしてお詫びを申し上げます。 また、ざまあみろこのままくたばって連載休止に追い込まれやがれと思っていた読者には、ざまあみろ復帰したぞということをお伝えしてごあいさつに代える所存です。 今週から通常運転です。 体力、気力ふくめていまだにやや不足気味ですが、なんとかがんばりたいと思っています。 今回は、自民党の杉田水脈衆議院議員が「新潮45」に寄稿した文章と、その記事がもたらした波紋について書くつもりでいる。 体調を崩して寝たり起きたりしている間、ツイッターを眺めながらあれこれ考えていた内容を、なるべく考えていた道筋通りに書き起こすことができればよろしかろうと考えている。 というのも、当件に関する私の見解は、必ずしも一本道の結論に沿ったクリアな言説ではなくて、いまもって揺
菅野完 @noiehoie ちょっと長々と書いておく。 ここ2ヶ月、たくさんのメディアから日本会議について取材を受けた。みなさん、「自分たちも反省すべきなんですが。。。」と前置きをして、「なぜこれまで、メディアは日本会議について取り上げてこなかったんでしょうか?」とおっしゃる。僕は常に同じことを答える 2016-07-01 09:11:58 菅野完 @noiehoie 僕の答えはこうだ。 「彼らが成功体験として誇るのは『元号法制化』です。しかし彼らのその他の運動は、すべて、『反対運動』であることをご存知でしたか?」とまず確認する。だいたいみなさんご存知ない。だから具体例を挙げる。 2016-07-01 09:13:16
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